昨日散々語ってしまったので、もう言葉が無くなってしまいました笑。
徳勝龍、あんな性格だったんですね。インタビュー面白かったなー。
これより三役のやり方が分からずに周りをキョロキョロ見回していたのも、優勝力士がどう動くのかを知らなくて慌てふためいていたのもめちゃんこ可愛かったです。
優勝が決まった瞬間の涙には、思わずもらい泣きをしてしまいました。
優勝を逃した正代の100点満点のリアクションも相まって、なんだかほっこりとする千秋楽でした。
これまでの徳勝龍は、気合いを前面に出すタイプの力士ではありませんでした。それは最後まで優勝を争った正代も同じです。どちらも塩力士の代表格でした。
北勝富士さんが変化するんじゃと言っていましたが、自分もあり得ると思っていましたから。
その両者がここまで取れるのか、となるほど厳しい相撲を取りました。これまでのキャリアで一番の取り組みだったのではないでしょうか。
言うまでもなく、徳勝龍は先場所十両で8勝の力士。友風残留のほうがやや有利なのではないかと言われる中で、ギリギリで再入幕を果たしてきた力士です。
もしかしなくとも、大相撲の歴史の中で一番の波乱を我々は目にしたのでしょう。
M-1のミルクボーイじゃありませんが、人生の変わる瞬間を目にしたと言い換える事もできるでしょうか。
誰が優勝してもおかしくないとは言われていたけれども、それがただの言葉から現実へと姿を変えました。
琴奨菊2回目の優勝? 稽古場横綱碧山が牙を剥く? 栃煌山が8年前の忘れ物を取りに? 大いにあり得ます。あり得ちゃいます。
令和2年大相撲春場所番付予想
来場所の番付は史上稀に見る難しさです。まず横綱の東西からして分かりません。稀勢の里が0勝でも他が全休なら東の正横綱になっていましたが、途中休場同士ではどうなのでしょうか。
三役の座も枠が足りなさすぎるので未知数です。割を喰うとすれば遠藤でしょうが、正代は千秋楽も勝った事ですし、周囲とのバランスを考えても素直に張出を作ったほうがかえって公平そうです。4小結の例もありましたし、基本作られない事を踏まえてなお3関脇になると予想します。
しかし張出の東西がこれまた難しい。通常上位が奇数になっている場合、張出は西に作られます。しかし横綱大関表記の場合はどちらからになるのでしょうか。
優勝した徳勝龍の位置取りもまた難しい所。
番付予想は慣れてくれば大筋を外すことはありませんが、来場所に限っては外してしまうかも?
朝乃山 関脇 正代
関脇 豪栄道
北勝富士 小結 遠藤
徳勝龍 前1 大栄翔
竜電 前3 高安
炎鵬 前4 御嶽海
阿武咲 前5 阿炎