16位(往路13位・復路15位) 城西大学 予想順位:14位
敢闘賞:山本唯翔1年 5区6位 1:13:03 来年以降の主力となるか
来年度の風向き→
全日本で心配されていた通りの結果に。砂岡・菊地で前に出て、後はどんどん下がっていきました。その中で山が登り下りともにそれなりの結果を残したのは好材料です。これから数年、大きく崩れることはないでしょう。あまり目立った新入生はいないので、どう伸ばしていくかが試されることになりそうです。
17位(往路16位・復路17位) 法政大学 予想順位:19位
敢闘賞:鎌田航生3年 1区1位 1:03:00 見せ場は作った
来年度の風向き↑
一度はトップに立ちました。結果的には、鎌田が1区で良かったですね。他の区間で下位から区間賞を取っても空気扱いされてしまうことがありますから。やはり先頭だと目立ちます。新入生で注目の小泉を中心として、またチームを押し上げていきたいところです。
18位(往路17位・復路18位) 国士舘大学 予想順位:17位
敢闘賞:ランモイ・ヴィンセント3年 2区2位 1:07:09 こちらのヴィンセントも健在
来年度の風向き→
去年のデジャヴのような展開。ヴィンセントが快走し、曽根が健闘した以外はなかなか浮上できるポイントがありませんでした。毎回のように本戦には出てくるのですが、いつも下位に終わりますね。10区間と長いのでエースだけでは勝てません。何とかもう1人、特に復路の軸となれる選手が欲しいところです。毎度快走しながらも区間賞が取れず、チームとしてはワンマンエースな様子は、かつてのダニエルを思い出しますね。
19位(往路18位・復路20位) 山梨学院大学 予想順位:13位
敢闘賞:ポール・オニエゴ3年 4区1位 1:02:15 チーム状況が悪くてもしっかりと走る
来年度の風向き↓
復活を目論んだ今大会でしたが、残念ながら見せ場は作れず。オニエゴ以外で頑張った日影も卒業してしまいます。黄金世代の伸び悩みをきっかけに、全ての歯車が狂ってしまった印象を受けます。数年前に優勝したばかりの附属校がとうとう最下位にまで落ち、スカウトが上手くいきません。留学生も随分と小粒になりました。
その中で区間賞を取れるレベルにまで仕上げてきたオニエゴは凄いですね。
予選会で好走した松倉・瀬戸といったメンバーが出場できなかったので、今居るベストメンバーは揃えておきたいところです。
20位(往路20位・復路19位) 専修大学 予想順位:20位
敢闘賞:服部友太3年 10区14位 1:11:35 最後の最後でチーム最高順位
来年度の風向き↓
19位にも10分以上引き離される厳しい結果に。特に往路では1位~19位の差と19位~20位の差がほとんど変わりませんでした。それでもこれは分かっていたこと。今年に関しては、下馬評をひっくり返して出場できた事に価値があります。やはり長く間が空いてしまうと戦い方を忘れてしまいますからね。
来年も予想を跳ね返しての出場を期待したいところです。
20位相当(往路20位相当・復路11位相当) 関東学生連合
敢闘賞:松川雅虎2年(芝浦工業大学) 10区6位相当 1:10:50 箱根未出場の大学からの好記録
今年は復路で見せ場を作りました。できれば公式記録にさせてあげたかったですね。以前のようにシード権も取れるようにすればモチベーションも上がるでしょうし、選抜に縛りを設けず純粋に上位の選手から選べば今年出場できなかった大学のエースも出場でき、オールスターチームとして面白くなりそうなものですが。
松川は凄いですね。予選会31位のチームからの選出自体が異例ですし。かつての川内(学習院大学)を思い出しました。
次の予選会、麗澤や駿河台といったチームは初突破を狙ってくるでしょうし、まさかの予選落ちとなった中央学院大学も黙ってはいないでしょう。今年惜しくも連続の本戦出場を逃した筑波大学はかなり力を付けてきています。大東文化大学や日本大学といった常連校が大きく後退したのも頷けます。特に日本大学は来年も出場を逃すようだと、今後厳しくなってきそうです。
慶應義塾大学はここ数年、駅伝に力を入れ出しました。そしてどういう訳か、今回予選28位に終わった立教大学に有力な新人が続々と集結しています。こういったチームも数年後には本戦を狙ってくるかも知れません。