化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

大相撲令和4年夏場所感想&名古屋場所番付予想 今思えばやっぱり徳勝龍は奇跡だった

 序盤から荒れた場所でしたが、最後に生き残ったのは横綱でした。

 調子が悪くても優勝できる力士だから、照ノ富士横綱になれたのでしょう。

 

 場所前の期待からすれば、先場所を沸かせた若隆景は2桁に乗らず、高安は負け越し。覚醒したかに思われた正代はすっかり逆戻りで、御嶽海も悪い時の御嶽海。ハマれば強い枠だったはずの貴景勝はギリギリでの勝ち越し。

 上位が崩れるとダークホースに期待が集まりますが、順当に横綱が優勝。その横綱にしても、強さを見せた訳でなければ、特別ドラマ性のある優勝でもない。

 終盤照ノ富士大関3連戦を前にして、これは3連勝するだろうという空気感が流れ、全体的に低調な印象でした。

 

 とはいっても、毎場所地殻変動が起きる訳ではありません。こういった場所があって、歴史が作られていきます。朝青龍白鵬が連覇していた時代の、真ん中くらいの場所なんて、記憶が混在していますから。

 それに、今は気が付いていないだけで、後から見ればターニングポイントだったということはよくあります。例えば大栄翔。今場所を起点に大関に上がれば、それは後年には大事な場所だったとなるでしょう。琴ノ若だって、流石に3場所連続の優勝争いとはなりませんでしたが、上位で充分通用することを証明しました。豊昇龍と霧馬山のモンゴル新鋭2名も、覚醒前夜です。

 

 

 

場所前に注目していた力士たち

錦木 西前頭10枚目 8勝7敗

 相変わらず地味な結果ですが、これで5場所連続の勝ち越し。一時は幕下転落の危機に瀕していましたが、完全に低迷期を抜けました。華のある相撲と好青年ぶりで、少し知名度も出てきたように思えます。

 実は今場所、土俵外に出されて負けたのは1番だけ。1つ歯車が合えば、物凄い成績を残すのではと思われます。来場所にも注目ですね。

 

翔丸 西十両11枚目 4勝11敗

 ついに陥落。そこまでベテランのイメージはありませんが、大卒入門だけにはや30歳。岐路に立たされます。すぐに引退ということはないと思いますが、十両の番人が幕下に落ちると復帰が厳しい傾向にあります。旭大星はあっという間に三段目まで落ちて、今場所も全休。

 とにかく大翔丸は来場所勝ち越すこと、そして怪我をしないことが大事になりそうです。

 

 

 

番付予想

 ただでさえ三役が空かない上に、逸ノ城が据え置きになると尚更上が詰まります。小結11勝は張出を作ってでも関脇に上げてもらえるので、千秋楽阿炎が勝っていれば、3関脇2小結と三役昇進枠が1つできたはずですが、それも叶いませんでした。

 大栄翔は大関挑戦スタート。若隆景も何とか9番勝ったので、来場所大勝ちすれば昇進の可能性もあります。

 宇良と若元春はもう半枚上げても良さそうですが、2枚しか上がっていない隆の勝との比較もあり、遠藤と翔猿を仲良く据え置きにしたほうが納まりが良いです。

 

幕内上位

照ノ富士 横綱

 貴景勝 大関 御嶽海

     大関 正代

 若隆景 関脇 大栄翔

 豊昇龍 小結 阿炎

 霧馬山 前1 逸ノ城

 琴ノ若 前2 隆の勝

  玉鷲 前3 高安

  遠藤 前4 宇良

 若元春 前5 翔猿

 

幕内ー十両入れ替え

 陥落する星は4力士、昇進できる星は5力士。英乃海も入幕の可能性はありますが、大奄美と錦富士に差をつけるのにも違和感があるので、やや星が不足しそうです。もし千秋楽東龍が勝っていれば、東龍幕内残留で1枠減り、結果的に英乃海が昇進という可能性もあったのですが。枠が増えたことで、なぜか昇進できなくなるというバタフライエフェクトがありそうです。

 

 千代丸剣翔奄美錦富士

 石浦荒篤山東龍

 

十両ー幕下入れ替え

 幕下転落必至かと思われた北の若は奇跡的に残留できました。貴健斗・千代栄・西川の3力士で2枠を争う形になりそうです。幕下の2力士はどちらも貴健斗に勝っているので、すっきりするのは貴健斗を落としてどちらも昇進させる形です。

 ですが、ここ最近は意地でも入れ替えない傾向があります。直接対決の結果もほぼほぼ無視されてきたので、今回も貴健斗残留と予想。もし、そうであれば、2場所続けて十両最下位負け越しからの残留ということになります。

 千代栄と西川も微妙なラインですが、最近4勝には厳しいので、千代栄のほうが強い星と予想します。東筆頭なら確実に上がれていただけに、東西での差が大きすぎるように思えますね。西川は先場所も番付運に泣かされていますし、いい加減上げてほしいと思います。新十両発表を待ちましょう。

 鳴門部屋からいよいよ関取誕生。千代栄も昇進なればついに悲願達成。非常に楽しみです。大翔丸はこの千代栄より年下ということで、何とか踏みとどまってほしいですね。

 最後に松鳳山。引退濃厚(名跡を取れていないので、借株等の算段が付いていないなら空き待ちで現役続行の可能性もあり)ですが、どんな決断をしたとしても、来場所の土俵は寂しくなりそうです。

 

 勝馬北青鵬千代栄

 松鳳山千代嵐翔丸

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和4年夏場所編

 夏場所も無事に開催できるようで、何よりです。そろそろ観客の活気も戻ってきました。あとは土俵外でお相撲さんを見る機会もまた増やしていってほしいですね。

 なぜだか今場所はあまり事前情報が入ってこないので展開を読みにくいところですが、先場所優勝した若隆景だけでなく、色々な新鋭力士が力を付けてきています。豊昇龍や霧馬山、阿武咲や琴ノ若あたりは優勝に届いてもおかしくありません。

 特に琴ノ若は連続で千秋楽まで優勝戦線に残っていたので、期待が高まります。

 正代は先場所後半の勢いなら面白くなりますが、期待させておいて裏切るところがあるので、どうかなー

 

大穴狙い幕内最高優勝予想:錦木

 ようやく長い低迷期を脱出しました。元々スケールの大きい力士で、調子に乗れば手が付けられません。ほんの一瞬ですが上位に通用していた時期もあるので、その時の相撲であれば、下位に敵はいません。

 和製照ノ富士のような印象もありますが、錦木は押し相撲相手でも上手く取れるので、潜在能力はかなり高いように思えますね。

 

 

 

その他B級注目力士

翔丸 西十両11枚目

 度々紹介してきた地味力士、人気も特徴もない力士。そんな大翔丸が地味にピンチを迎えています。幕内からはもう長く遠ざかり、今場所は十両転落後最低地位。今場所活躍しないと、後が苦しくなります。

 勝っても負けても一瞬で決着がついてしまうので、1回くらい大翔丸の長い相撲も見てみたいですね。

 

序二段上位の力士たち

 三段目の定数削減の煽りを受けて、20名の力士が序二段止まりになりました。この逆境を跳ね返すことはできるのでしょうか。

 

 

 

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大相撲令和4年春場所感想&夏場所番付予想 流れは変わったのか

 流石に琴ノ若の逆転優勝はありませんでしたが、見応えのある千秋楽でした。(2場所連続2回目)

 

 若隆景の歓喜の裏で、あまりにも辛い高安の表情。その心中は想像することもできません。かつての稀勢の里を彷彿させるシルバーコレクター。32という年齢を考えても絶対に逃したくないチャンスでした。叶った夢1つの裏には、100の叶わなかった夢がある。そんな大相撲の姿を目の当たりにしました。

 一方の若隆景は後半戦に圧倒的に強い傾向(先場所まで3場所連続でラスト5日は全勝)があるので、中日1敗で折り返した時から注目されていました。後半戦というよりも格下に落とさない力士という認識が正しいのかも知れません。来場所以降も上位陣に勝っていけば、取りこぼさない分大関どころか横綱の候補にも挙がってきます。

 琴ノ若は気が付けば優勝争いに残っているといった様子で、2場所連続で千秋楽まで残っていたのは驚きです。相撲にこれといった特徴が無いためか、家系の割には目立っていませんが、上位総当たりで勝ち越せるようになれば面白い存在です。

 

 大栄翔の優勝を最後に優勝者は固定化されつつあり、記録的な長さだった大相撲五代十国時代は幕を下ろしたかに思えましたが、まだまだ初優勝を虎視眈々と狙う力士がいたようです。

 乱世が続いているというよりは、照ノ富士横綱に昇進し、御嶽海が大関に昇進するという番付が実力に追いつく状態になるまで時間がかかりすぎ、早くも次の波が押し寄せてきているようにすら思えます。例えば豊昇龍。まだ大勝ちをしていないのでそこまで風格は出ていませんが、年齢を考えれば新三役での勝ち越しは驚異的。近いうちに一時代を築く予兆にも思えます。

 まだ1場所休んだだけの照ノ富士ですが、来場所以降3場所以上優勝の間隔が空くと話は変わってきます。その隙をついて、さらに上の地位を狙う力士が現れてくるはずです。

 

 

 

場所前に注目していた力士

逸ノ城 西前頭2枚目

 決して調子は悪くありませんでした。いつもの淡白さと比較すると、粘りも見せました。それだけに、思ったより星が付いてこなかった印象です。来月で29歳。未完の大器は、未完のまま終わるのでしょうか。

 照ノ富士逸ノ城と同じ飛行機でやってきたライバル水戸龍はまたしても新入幕確定かと思わせる前半からあれよあれよと失速。このまま永遠に十両なのではと思えてしまいます。千秋楽竜電に勝っていれば、ワンチャンスくらいはあったのですが。

 

西幕下1枚目 栃丸

 4連勝後に3連敗、そして西の筆頭。万年関取候補。いかにも嫌な予感のする組み合わせでしたが、周囲の状況を考えると上がれそうです。ここ最近は、幕下筆頭付近で苦労していた力士の昇進がトレンドですね。

 

序ノ口10枚目 琴手計

 同部屋対決を制して見事序ノ口優勝。この調子であれば、すぐにでも上位まで駆け上がりそうです。

 

 

 

夏場所番付予想

幕内上位

照ノ富士 横綱

 御嶽海 大関 正代

     大関 貴景勝

 若隆景 関脇 阿炎

 豊昇龍 小結 大栄翔

  高安 前1 逸ノ城

 霧馬山 前2 琴ノ若

北勝富士 前3 遠藤

  玉鷲 前4 隆の勝

 阿武咲 前5 翔猿

 

 千秋楽終わってみれば正代>貴景勝。正代がトリックスターにような扱いに。枠がなかなか空かない三役ですが、東筆頭は星数以上に重視される傾向があるので、大栄翔が小結の可能性が大と読みます。それ以降は若干のぶれはあっても、比較的組みやすそうです。

 

幕内ー十両入れ替え

 王鵬・東龍・翠富士・(千代丸)

 天空海・輝・千代の国・(英乃海)

 千代丸と英乃海の入れ替えはかなり微妙なラインですが、単純計算で千代丸のほうが上になる分、若干有利には思えます。

 

十両ー幕下入れ替え

 千代嵐・栃丸・(西川・北青鵬)

 琴裕将・白鷹山・(美ノ海・貴健斗)

 ここはさらに難しい。西川と北青鵬は、十両に2つ勝っている点で西川のほうが有利でしょうか。北青鵬は大事な千秋楽に黒星でした。ここ最近は星が足りなくても残ることが多いので美ノ海・貴健斗が残る可能性もありますが、ここは半枚の差で貴健斗が残留。西川と美ノ海は入れ替えと予想します。

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和4年春場所編 荒れない春場所

 荒れる初場所、荒れない春場所。これがここ最近のトレンドです。

 先場所実力者の御嶽海が優勝したことでジンクスは一段落ついたようにも見えますが、横綱大関以外から優勝者が出たという意味では、まだ完全には振り払えていないとも取れます。

 

 照ノ富士は調整不足が噂されていますが、この力士は今場所は厳しいと毎場所のように言われては結果を残してきているので、さほど心配はしていません。大きな故障以外は問題無いでしょう。序盤さえ乗り切ることができれば、星は上がってくるはずです。

 

 今場所の番付は全く予想ができませんでしたが、結果的には豊昇龍が新三役。阿武咲が10勝で2枚しか上がらない不運に見舞われましたが、1人だけの不運で他は8勝トリオが実質降下問題も解決できたので、これもアリだと思いますね。

 

 初日にいきなり照ノ富士vs豊昇龍が組まれました。将来的にライバル関係の始まりと言われるかも知れませんね。とても楽しみです。

 

 

 

大穴狙い幕内最高優勝予想:逸ノ城

 本当に大穴かと言われると微妙な気がしますが、不安要素は少ない力士ですし、他力士の活躍が目立って影が薄くなってきた今、そろそろまた活躍する頃じゃないかと予想します。

 他には阿炎はこのまま優勝争いを続けてもおかしくないですし、休場明けの高安にも注目です。色々な力士にチャンスがありそうですね。

 

 

 

その他B級注目ポイント

西幕下1枚目 栃丸

 万年十両候補の1人です。先場所後は場合によっては昇進もあり得ましたが、それは叶いませんでした。筆頭とはいっても西ですし、4勝ではまた不運に泣きかねないので、とにかくこのチャンスに5勝を挙げたいところです。

 

序ノ口10枚目 琴手計

 早くも2代目琴手計を襲名? 琴勝峰の弟が入門してきました。兄はスピード出世を果たしましたが、果たして弟はどうなるでしょうか。

 

先場所一気に3人が満たしていた新規相撲部屋創設資格

 年寄名跡を眺めていてふと気が付いたこと。

 

 今年の初場所で碧山、魁聖、宝富士の3力士が新しい部屋を創設するための条件を満たしていたようです。

 新規創設は通常の襲名条件よりも遥かに厳しく

大関以上

・三役25場所以上

・幕内60場所以上

 のいずれかの条件を満たす必要があります。

 

 大関昇進という条件は見た目に分かりやすいですし、三役を25場所も務めれば先場所までの御嶽海(三役28場所)のように話題になります。しかし3力士が満たした条件はよく調べないとスルーしてしまいそうな中途半端な記録です。

 これで入幕時期が同じであればライバル関係として意識しそうですが、3人とも微妙に時期がずれていますし、たまたま60場所到達のタイミングだけが同じとは、妙な偶然もあったものですね。

 

 もちろん年寄名跡が必要なので(現在誰も名跡は持っておらず、碧山はブルガリア国籍です)、これで将来が決まった訳ではありませんが、10年以上もの間幕内力士を務めている時点で、名の知れた力士の証にもなるでしょう。

 

 次にこの条件を満たしそうな力士でいくと妙義龍が現在58場所。来場所は幕尻付近なので、とても重要な場所になりそうです。松鳳山は51場所ですが、やや厳しいでしょうか。53場所の千代大龍はもう少し粘れれば、49場所の遠藤は急な衰えや故障が無ければ到達できそうです。

98回箱根駅伝感想 16位~20位編

 1ヶ月かかってしまった。

 

16位(往路18位・復路14位) 中央学院大学 予想順位15位

敢闘賞:工藤巧夢1年 6区4位 58:47 1年生で難しい区間を任されてこの結果は立派

来年度の風向き:

 

 まさかの予選落ちとなった97回大会以降、調子を取り戻せずにいます。以前は次の優勝候補とも言われていましたが、どうにもここ最近は下降傾向です。今年は1区の高速レースについていけず、早々にシード権にすら赤信号が灯ってしまいました。

 新チームに目を向ければ、復路の重要区間を任された4年生が軒並み抜けてしまいますが、本調子であればもう少し上の実力とも言えるのでプラマイ0といったところでしょうか。しかし油断はできません。これから1年の流れによって、予選落ちもシード獲得も両方あり得るチームです。

 

 

 

17位(往路16位・復路19位) 日本体育大学 予想順位14位

敢闘賞:藤本珠輝3年 2区10位 1:07:21 エース区間でも見劣りしない成績

来年度の風向き:

 

 予想されていた通り厳しい結果に終わりましたが、所々で光るものも見せました。特に2区と3区は数年前までなら区間賞を取れていたほどのタイム。往路終了時点であればシード圏内まで2:53と決してノーチャンスではない結果でした。

 選手層の薄さはどうしようもなく、復路では大苦戦しましたが、今年度後半の伸びは凄まじいものでした。このまま成長すれば、1年後には意外なほど期待が高まっているかも知れませんね。

 

 

 

18位(往路15位・復路20位) 山梨学院大学 予想順位13位

敢闘賞:ポール・オニエゴ4年 2区4位 1:06:49 今回も孤軍奮闘

来年度の風向き:

 

 今年も留学生頼みから脱却ならず。それなりにタイムを持っている日本人選手もいましたが、高速レースについていくことはできませんでした。そのオニエゴは卒業、今大会に1年2年の出走者は3区の高田のみ。今後も厳しい戦いが予想されます。

 どうしてこうなったかと思い返せば、附属高校から鳴り物入りで入部してきた黄金世代が伸び悩んだダメージを未だに引きずっているようで。その附属高校もほんの少し前の優勝校とは思えないほどに弱体化してしまい、どうしようもない状況に。

山梨学院優勝から7年で最下位の衝撃 - 化けない狐のB級応援! (hatenablog.com)

 とにかくポイントは予選を突破し出場を続けることでしょう。オニエゴの他にもう1人ムルアという留学生がいますが、自己ベストを出せたのは1年以上前。正念場が続きます。

 

 

 

19位(往路20位・復路15位) 駿河台大学 予想順位19位

敢闘賞:小泉謙3年 6区3位 58:47 繰り上げスタート回避に貢献

来年度の風向き:

 

 作戦成功といった様相で、襷を繋ぎきりました。新興チームには1年限定で終わってしまうチームと、1度出場したことをきっかけに常連になるチームとがありますが、駿河台大学はどうやら後者に見えます。流石に山登り要因の育成は間に合わなかったようですが、全体的にまだまだ伸びしろがあるように思えました。それにしても、大健闘だったのだから小泉にももった放送で触れてほしかったですね。

 

 

 

20位(往路19位・復路18位) 専修大学 予想順位16位

敢闘賞:木村暁仁2年 1区4位 1:01:24 序盤を大いに沸かせる

来年度の風向き:

 

 下克上を狙いましたが、跳ね返されました。元々のタイムを考えれば断トツで最下位だったので、これは仕方ありません。それでも劣勢を覆して2大会連続で本戦出場を勝ち取ってきたあたり、何か見えない力があるのかも知れません。

 1区はお祭りでした。元々エース格ではありましたが、ここまでの好記録が出るとは思いませんでしたね。残念ながら2区で早々に後退してしまい、これ以降は見せ場を作ることはできませんでした。キサイサはさすがに悪すぎですが、予選会でもチームトップを髙瀨に譲っていたので、ある程度は覚悟はしていたのかも知れません。その髙瀨が区間最下位に終わってしまったのが誤算でした。あまりにも前で襷を受けたので、周囲の速すぎるペースに巻き込まれてしまったのかも知れませんね。次回はリベンジを期待したいです。

 

 

 

オープン参加14位相当(往路15位相当・復路10位相当) 関東学生連合 予想順位実質16位

敢闘賞:諸星颯太 10区5位相当 1:09:12 育英大学の選手が圧巻の走り

 

 ルールが変更され、箱根未経験のみ&各校1名のみ&完全オープン参加となって以降、かつてのような躍進は難しくなりました。よく原監督が学生連合を4位にまで上げたという功績が話題になりますが、あれは今と全く選出基準が違っていて予選落ちチームのエースを集めることができた故の芸当です。

 そんな中、今回は大健闘と言って良いでしょう。ブレーキになってしまった7区の田島(慶應義塾)が区間中位くらいで走れていれば、幻のシード権もあり得ました。高速レースであっても有力校の主力と遜色なく走れており、特に1区・9区・10区は上位校と同格の走りでした。

 チームとしても個人としても記録には残りませんが、1つだけ正式に残るものがあります。その唯一の手段、金栗杯を学生連合の選手が手にする日は来るのでしょうか。2年後の記念大会に、学生連合がどのような扱いになるのかにも注目です。

 

大相撲令和4年初場所感想&春場所番付予想 長すぎた旅のあと♪

 流石に琴ノ若の逆転優勝はありませんでしたが、見応えのある千秋楽でした。初場所で初優勝者が出るジンクスはストップしましたが、止めたのは照ノ富士ではなく御嶽海。

 御嶽海が大関候補と呼ばれたのは遙か昔。高安、栃ノ心貴景勝、正代、照ノ富士(2回目)とこれでもかと言うほど先を越され、うち2人は陥落までを見届けてきました。新三役の場所以降、31場所中28場所もの間三役に在位し、4枠あるはずの三役は実質3枠であり続けました。

 他力士にとってもようやく三役の枠が空き、ほっとしたことでしょう。伝説の関脇で終わるか、大関に上がるか。結果は良いほうに転がりました。

 

2018年頃に大関候補の対談がありました。その時の言葉を要約すれば

御嶽海「今年中に上がりたいというより、上がっちゃうんだろうなーとはw」

正代「現状維持で・・・・・・」

 

 性格が出ていて好対照なのが面白いですが、結果的にどちらも大関に昇進が叶いました。

 大関になれば8勝9勝でも文句を言われてしまうことが多いです。これまでエンターテイメントとすら思われた御嶽海の成績でも、大関という冠があるとガッカリ扱いになります。まずは来場所、難しいと言われている大関最初の場所で2桁白星を挙げて欲しいですね。

 

 その大関陣は揃って角番。正代のほうが弱いと扱われる事が多いですが、実はこの1年、貴景勝よりも正代のほうが勝利数で上回っています。御嶽海と比較してみると

 

御嶽海 59勝

正代  47勝

貴景勝 44勝

 

 確かにこれであれば、御嶽海が大関になるのも頷けます。この3大関で安定させることができるか、来場所も波乱含みです。

 

 

 

場所前に注目した力士

大穴狙い優勝予想:琴ノ若 11勝4敗

 もう少しで現実になることろでした。最後まで残っていたので、めちゃくちゃ期待していました。

 

空海 西前頭10枚目 4勝11敗

 残念ながら茨城県の星になることはできずに大負け。幕内2桁で大負けだと十両陥落のイメージがありますが、今は枚数が多くて助かりました。

 

碧山 東前頭16枚目 8勝7敗

魁聖 西前頭17枚目 5勝7敗3休

 碧山は幕内の地位を守った一方で、魁聖は途中休場でその地位を手放すことになりました。前回十両に落ちた時はすぐに帰ってきましたが、今回はどうなるでしょうか。

 

北の若 西十両12枚目 8勝7敗

琴裕勝 東十両13枚目 6勝9敗

千代嵐 西十両13枚目 6勝9敗

 いずれも関取の壁を味わう場所でした。

 

旭秀鵬 東幕下筆頭  0勝0敗7休 引退

旭大星 西幕下5枚目 0勝3敗4休

 1度は現役続行に踏み切った旭秀鵬でしたが、引退。地味力士ナインの1人だっただけに、寂しいですね。旭大星は非常に厳しい結果に。心配していた結果になったとも言えます。既にベテランの域。今後、戻って来ることはできるのでしょうか。

 

海龍 東幕下4枚目 3勝4敗

 十両で星数が足りない力士も多く、千載一遇のチャンスでした。海龍史上最も関取に近付いた瞬間、千秋楽に敗れてしまいました。あまりにもショックは大きいですが、それでも来場所はやって来ます。どうにか関取に届いて欲しいですね。

 

 

 

番付予想

幕内上位 難解で張出小結もあり得る?

照ノ富士 横綱

  正代 大関 貴景勝

     大関 御嶽海

 若隆景 関脇 阿炎

 隆の勝 小結 宇良

 大栄翔 前1 逸ノ城

  玉鷲 前2 阿武咲

 豊昇龍 前3 明生

 霧馬山 前4 遠藤

 宝富士 前5 石浦

 

 あまりにも難しい。どう転んでもおかしくはありません。まず小結をどうするのか問題があります。

 星数の強い豊昇龍ですが、照ノ富士とも御嶽海とも対戦が無かったので、そこまで高い評価にはならないと思います。

 阿武咲は上位対戦があり、同じ立場の宇良よりも星勘定が上なので昇進させたいところですが、阿武咲を小結にしてしまうと、豊昇龍との番付差が広がってしまいます。いくら対戦相手が違うとはいえ、11勝の力士が10勝の力士に差を広げられてしまうのは違和感があります。

 ところが豊昇龍を一緒に上げてしまうと、大栄翔・宇良・逸ノ城玉鷲の置き場所が無くなります。結果的に、阿武咲も含めてやや割を食う形になるのではないでしょうか。

 半枚ずつの差しかない宇良・逸ノ城玉鷲はできるだけ関係を維持したいところですが、ここをくっつけたままだと大栄翔が下がりすぎます。同じ三役で7勝の隆の勝との比較を考えると、やはり大栄翔は筆頭には置きたいところです。

 阿武咲と豊昇龍を上にして、宇良・逸ノ城玉鷲を据え置きという可能性もあります。過去の例を見ても、据え置きが無かった訳ではありません。バランス的にも、こちらのほうがスムーズです。ところがこれには大きな問題があって、御嶽海が昇進して大関が増えた分、据え置きでも実質は半枚の下げになってしまうということです。流石に勝ち越し力士が下がるのは不味い。

 という訳で折衷案として。隆の勝と大栄翔は公平に、宇良は逸ノ城玉鷲と比べて半枚だけラッキーの新三役昇進。阿武咲はできる限りで上げて、豊昇龍とは半枚だけ縮めました。

 どう組んでもしっくりは来ないので、張出小結もあり得るかと思います。どのような判断になるのか、注目です。

 

幕内ー十両入れ替え

↑ 琴勝峰錦木荒篤山(80%)

↓ 英乃海・魁聖・王鵬・剣翔?

 剣翔は微妙ですが、18枚目が無くなる事を踏まえると陥落と予想します。直接対決の結果もありますからね。十両から上がる力士の星数的にも、これで納得です。一山本も単純計算では剣翔と同じですが、剣翔より下には行かないと思います。

 

十両ー幕下入れ替え

↑ 竜電熱海富士島津海貴健斗(60%)栃丸(30%)

↓ 紫雷・朝乃山・千代ノ皇・千代嵐?琴裕将?

 こちらも分からない。番付の差や十両との直接対決の差を踏まえて貴健斗まで昇進と予想しますが、半枚差の琴裕将と千代嵐に差を付けるのは微妙なので、両方残留や両方陥落の可能性も充分にあります。心情的には長く上がれそうで上がれなかった栃丸に昇進してほしいですけれどね。