化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

大相撲令和8年秋場所感想

 大の里は優勝目前から苦しみましたが、最後は勝ち切って1年ぶりの優勝。前回優勝した時には、ここまで長くかかるとは思っていなかったのではないでしょうか。今思えば、やはり先場所絶不調ながらも皆勤できた事が大きかったですね。

 師匠であれば最後に逆転負けしていそうですが、大の里は強靭なメンタルを持った理想の稀勢の里といった雰囲気ですね。

 

 安青錦は序盤の3連敗からよく盛り返しました。先場所は大の里が絶不調だったので考慮外として、やはり大の里との合口が悪いのだと思います。綱取りへ向けては、この苦手を克服できるかが鍵となりそうです。

 

 ここまで連続で2桁勝利を挙げ続け、優勝→同点→同点と続けて綱取りのかかっていた霧島ですが、今場所は千秋楽に勝ち越すのがやっと。なかなか横綱の壁というのは高いものです。

 

 そんな中で、琴櫻はすっかり影が薄い印象。序盤は復活の狼煙を上げたようにも感じたのですが、気が付けばいつもと同じような成績になってしまいました。苦労している印象ですが、実は角番はここまで2回しかありません。負け越さない大関というのは、地味ながら力のある証です。それだけにもどかしいですね。

 

 序盤は今場所後にも大関昇進かと期待された熱海富士は、まさかの暗転。5連敗で大関獲りは白紙になってしまいました。

 熱海富士に代わって今度は藤ノ川の大関獲りがスタート。千秋楽には熱海富士との直接対決に勝ちました。まだ21歳、若い大関の誕生を期待したいですね。

 

 美ノ海は初の沖縄県出身力士の三役になりそう。大相撲界は長年、北高南低の傾向があったので、何か新しい時代の始まりを予感させます。

 

 

今場所の注目力士

湘南乃海 東前頭17枚目 3勝12敗

 もう散々な成績でした。ちょっと力自体がこの地位相応になってしまった印象を受けましたね。まだまだ若いですし、このままエレベーター力士になってしまうのではなく、上位を目指して再起をかけてほしいですね。

 

錦木 西十両14枚目 6勝9敗

 何とも言えない情勢です。千秋楽に勝てたのは大きいと思います。仮に幕下へ落ちたとしても現役を続行するそうなので、ここまで来たら行けるところまで行ってほしいですね。

 

琴太豪 東序二段96枚目 1勝0敗6休

 残念ながら初日から休場していましたが、最後に1つ出場してきました。出場してきたということは、まだまだ気持ちは折れていないようなので、これからを見守りましょう。

 

若佐々木 西序ノ口9枚目 3勝4敗

 惜しくも勝ち越しならず。それでも、最弱力士だった頃とは明らかに実力がついてきました。

 

 

秋場所番付予想

幕内上位

 大の里 横綱 豊昇龍

 安青錦 大関 琴櫻

  霧島 大関

熱海富士 関脇 藤ノ川

 美ノ海 小結 義ノ富士

 朝乃山 前1 藤凌駕

  高安 前2 藤青雲

  宇良 前3 尊富士

 平戸海 前4 伯乃富士

 大栄翔 前5 豪ノ山

 

 関脇は時々入れ替わる事もありますが、今回は入れ替え無しで予想します。三役はこれで間違いなし。あと一歩だった朝乃山は、次こそは三役復帰を果たしたいですね。

 

幕内ー十両入れ替え

↑確実 出羽ノ龍、玉鷲、北の若、嵐富士、旭海雄

↑微妙 大青山(80%)

↓微妙 千代翔馬(80%)

↓確実 若ノ勝、湘南乃海、若隆景、翔猿、正代

 

 大規模な入れ替えがありそうです。元大関の正代は若手時代以来の十両の土俵になってしまいそうです。一方で来場所中42歳になる玉鷲は何と再入幕が確実な状況。ますます不死鳥じみてきました。

 

十両ー幕下入れ替え

↑確実 旭富士

↑微妙 竜鳳(50%)、碇潟(40%)、天昇山(5%)

↓微妙 錦木(55%)、羽出山(40%)

↓確実 栃大海

 

 今回は読みにくいですね。1枠の入れ替えは間違いありませんが、そこからどれだけ広がるか。錦木はかなり厳しい数字で、羽出山は数字上は陥落ですがここ最近の傾向的には残る目もあります。

 一方で上がる力士が枯渇している印象で、昇進時に優先されやすい幕下5枚目以内には4枚目の東西でそれぞれ4勝している竜鳳と碇潟がいますが、最近はこの地位での4勝だと明確に落とされる力士がいないと昇進できない事が多いです。

 錦木は陥落で羽出山がセーフというのが違和感の少ない番付編成ですが、竜鳳と碇潟に差を付けるのもいかがなものか。昇進する側から見ると、2枠セットで動くほうが自然に思えますね。千秋楽の結果だけでいえば両方入れ替えないようにも思えますが、明確な入れ替え戦ではありませんでしたからね。そこをどう見るでしょうか。

 違和感があるというだけで、片方だけが昇進も無くはないと思っています。実際、そういった例も珍しくはありません。ウルトラCで天昇山の新十両(その場合は錦木が陥落)もあり得るかも知れません。

 水曜日の結果を楽しみにしましょう。

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和8年秋場所編

 またまた相撲の時期がやってきました。毎場所予測不能な大相撲界隈、今場所はどのようなドラマが生まれるのでしょうか。あまり話題になっていませんが、霧島は今場所も綱取り継続中です。熱海富士も12勝すれば大関昇進の目安に到達します。新三役も藤ノ川と伯乃富士(この人に関しては、逆に何で今まで無かったんだ)と2力士がいます。もう少し下位に目を向ければ、旭富士が今度こそ十両昇進を狙います。旭富士のライバル的な立ち位置の天昇山にも、十両昇進の可能性があります。まだまだ上がってくる力士がいる今、主役の取り合いの様相を呈しています。

 

大穴狙い幕内優勝予想

湘南乃海 東前頭17枚目

 最近苦しんでいましたが、先場所十両で大勝ちをして一気に幕内まで戻ってきました。湘南乃海のように、徐々に番付を下げて十両に落ち、十両の期間が長くなりつつある力士はなかなか元の番付に戻れない傾向がありますが、湘南乃海は先場所まで3場所連続で勝ち越し、止まらずに再入幕したという結果があります。反転攻勢として、ここからさらに上を目指していきたいですね。何となく、徳勝龍の再入幕の時に似ていたので、期待してみました。

 

その他注目力士

錦木 西十両14枚目

 個人的に推している力士の1人ですが、ここ最近は大ピンチが続いています。年齢的に、幕下へ落ちたら引退になる可能性が高いので。先場所も十両最下位で負け越しましたが、番付の兼ね合いで何とか関取の地位を守りました。しかしながら、もう後ろに半枚も無いという事実は変わりません。十両の下位は少しの勝ち越しでも一気に番付が上がる事も多いので、何とか勝ち越してほしいところです。

 

琴太豪 東序二段96枚目

 諦めない力士。最高位は東幕下筆頭。何度も十両の地位にあと一歩まで迫りながら、それは叶いませんでした。33歳になり、大きな怪我もあってもう終わりかと思われましたが、それでも諦めずに先場所途中から土俵に復帰。番付は大きく下げましたが、まだ燃え尽きてはいません。どこまで踏ん張れるか、注目しましょう。実績を考えれば、序二段であれば充分優勝も狙えます。

 

若佐々木 西序ノ口9枚目

 デビューから不戦敗も含めて27連敗(前相撲では1勝しています)してしまい、森麗や服部桜と比較され、令和の最弱力士と呼ばれていました。初勝利後もなかなか結果を出せませんでしたが、先場所は初めて3勝目を挙げました。今場所こそ初の勝ち越し、そして序二段昇格を目指したいですね。

【遅報】大相撲令和8年名古屋場所感想

 遅報すぎる。

 今場所はほとんど観戦できず、いつもの優勝予想もしませんでしたが、結果だけ見て感じたことを書いていきます。

 

 

大の里が皆勤したことの意味

 横綱が9勝6敗。それだけを聞くと、散々な成績だったように思えます。しかし、この結果は大の里にとって良い方向に意味のあると私は考えます。

 現在2場所連続休場中だった大の里。今場所の序盤で3敗した時には、また休場かといった風潮も流れました。そうなれば、半年もの間皆勤できなかった事になってしまいます。

 嫌な記憶がオーバーラップします。師匠の稀勢の里は全盛期を迎え念願の初優勝と横綱昇進を果たした途端、大怪我で出鼻をくじかれました。その後、休場が続くにつれて相撲の取り方を忘れてしまったようです。恐らく、怪我自体はどこかのタイミングで回復していたのでしょう。しかし、強かった稀勢の里が土俵へ戻って来ることはありませんでした。

 しかし大の里は苦しみつつも出場を続けました。そして、ひとまず皆勤をすることはできました。ほっとしたことと思います。しばらくは連続休場中という呪縛からは逃れられるのですから。来場所は、今度こそ復活を賭けるという前向きな気持ちで臨めるのではないでしょうか。

 裏を返せば、勝ち越しまであと1勝のところで休場となった豊昇龍は厳しい結果だったといえます。横綱昇進してからというもの、あと一歩のところで優勝を逃すことが多いです。あまり固くなる性質ではないものの、気合が空回りしてしまう方向での精神的な弱さがありますね。

 せっかく7勝までこぎつけたのに、来場所はまた休場明けの横綱という扱い。うーん、やっぱりあと2番出場したかった。

 

横綱の皆勤1桁

 ここ最近は特に負けが込むと休場する横綱が多かったので、横綱の皆勤1桁は珍事になりつつあります。前回これが記録されたのは、丸10年も前。琴奨菊が久々の日本出身優勝を飾った翌場所。2016年春場所での日馬富士でした。

 

綱取り継続

 霧島は来場所も綱取り継続という扱いになりました。2場所連続で優勝同点ですし、3場所前も関脇で優勝しているので妥当な判断でしょう。しかし、この綱取り継続という状況から昇進までいった力士はほとんど思いつきません。2場所連続優勝も大変ですが、3場所連続で結果を残すのもまた大変ですからね。果たして来場所新横綱誕生となるでしょうか。

 

熱海富士の準優勝

 地味に熱海富士の準優勝の回数が増えてきました。まだ23歳にして、5回目の準優勝です。シルバーコレクターと聞いて真っ先に思いつく高安は貫禄の準優勝9回ですが、ペース的には上回ります。いよいよ大関への挑戦も始まったことですし、ここらで初優勝といきたいですね。

 

大翔丸引退

 地味に推していた地味力士、大翔丸が引退しました。関取の座を失っても長く相撲を取っていましたが、幕下の復帰した今場所負け越したことで決心をしたようです。付け出し力士として鳴り物入りで角界入りして以降、三賞も金星も無く、幕内での最高成績は10勝が1度あったきり。相撲内容も一瞬で勝つか負けるかなので、大翔丸のこの一番といった取り組みはちょっと思い浮かびません。大阪出身なのに、春場所で声援が少ないイメージしかない。

 しかし物事は極端に振れれば味となるもの。地味であること自体が特徴となって一部界隈で?人気を博していました。

 いざ引退するとなると、寂しいものですね。

 

ユウキくん

 ちょっといつもと違う話。

ポロロ日和with時々寒帯動物たち号外 | スタッフブログ | とくしま動物園

 

 基本的にスポーツ系を投稿しているブログなので、この場ではあまり触れてきませんでしたが、私はオオカミが好きです。その中でも特に推していたオオカミである、ユウキが亡くなりました。

 オオカミに興味を持ったきっかけは、ニコニコ動画にアップロードされていた「バカップルすぎるオオカミ夫婦」。神秘的、凶暴、そういった一般的なオオカミの印象とはかけ離れた、恥ずかしいくらいに愛し合うその姿が面白く、どんどんはまっていきました。

 

 2匹の名前はジェイとキナコ。やがて2匹の間には仔狼たちも産まれ、絵に描いたような幸せな家族の姿を見せてくれました。時折投稿されるオオカミ達に癒されることが、一時のマイブームになっていました。

 

 ルークがユウキをプールに落とす伝説の動画

水場に落ちたオオカミの赤ちゃん~Wolf's family

 

 オオカミ達が見せてくれたのは、単なる幸せだけではありませんでした。

 あれだけ円満だった家族のバランスが崩れ始め、闘争でキナコが亡くなり、仔狼たちは各地方へ離散していくなど、ショッキングな出来事がありました。

 それもまた、自然の雄大さを感じさせられました。

 

 移籍した動物園でまた別の血統と結ばれ、そこから新たに注目する家系ができました。そこで感じたのは、大河ドラマのような物語性でした。動物園にいるオオカミそれぞれが強いキャラクター性を持ち、それと同時に微妙なバランスの上で成り立つ宿命を背負っていました。

 

 さて、ジェイとキナコの間に産まれた仔狼の1匹がユウキくんでした。

 名前の由来はハンカチ王子こと斎藤佑樹。出身が北海道であることから北海道日本ハムファイターズの選手から名前を貰いました。同時に産まれたもう1匹は、中田翔からとってショウでした。

 

 特徴は顔のいかつさ。あとプールが大好き。野生の血を色濃く受け継いだ暴れん坊でした。

 そんなオオカミが紆余曲折あってやってきたのは、とくしま動物園。筆者の住む和歌山県からは、海を挟んで対岸にある県です。まさかの展開に驚き、会いに行くことを決意しました。当時は車も持っていなかったので、日本最後の鉄道連絡船である南海フェリーに乗って、とくしまへと向かいました。そこで出会ったユウキくんの姿がこちら。

怖くなさすぎる!

何このキュルキュル目は!

強面どこに消えてん!

 

 これは「ユウキ」じゃなくて「ユウキくん」だと確信しました。あまりにも衝撃的な姿にドはまりし、これから何度も再訪することを決意しました。この時があったから、日本中の動物園を8万円のボロ軽で飛び回るようになったのです。

 ユウキくんには、何度も何度も会いに行きました。とくしま動物園の年間パスポートは途切れることなく持ち続けています。

 

 双子のショウと、その仔狼にも会いに行きました。

 

 両親に似てユウキくんは歳をとるごとに白くなっていきました。

 はじめてユウキくんを見た人は、7割は「犬みたい!」と言い、3割は「白い!」と言っていました。

 雨が嫌いなユウキくん。おやつタイムが終わった直後なのに、まだ貰ってないみたいな顔をするユウキくん。水飲み場に浸かっちゃうユウキくん(やっぱりプールが好き?)いつ見ても、新鮮にかわいいと思えました。

 

 ところが永遠に思える時間にも、かならず変化はやってきます。

 人間にとっても長く感じられるほどの歳月が過ぎました。

 亡くなる時には円山動物園で最後の1匹になっていたジェイには寂しさを感じました。円山動物園はシンリンオオカミの飼育を終える予定でしたが、ファンから多くの意見が寄せられたようで、ジェイの孫にあたるカエデとジュリが円山動物園へやってきました。普通、このような決断の変更はありません。まさに、奇跡といった出来事でした。

 

 さらに時は過ぎていき、ショウも亡くなり、動物園にありったけのユウキくんパネルを寄贈していた狼祭の中の人も亡くなってしまいました。

 

 筆者がいつも使っていた南海フェリーも、とうとう撤退が決まったようです。

 

 諸行無常。何度も会えると思っていれば、それは最初で最後になるかも知れません。去年から短いスパンでとくしまへ通っていたのも、あと何回会えるか分からないと思っていたからでした。

 

 ユウキくんが亡くなり、最短の移動経路も間もなく潰えるとなると、今後徳島へ渡る機会は減るかも知れません。(とくしま動物園にはキツネもいるので、なんだかんだ行くとは思いますが、このキツネさんも高齢です。)

 

 しかし、日本にはまだまだ素晴らしいオオカミ達がいます。多摩動物公園では、今年も仔狼が産まれました。母親は、去年の末に脱走して大騒動を巻き起こしたスイです。

 各地でオオカミたちのドラマは今後も紡がれていきます。私はそれを今後も追い続け、魅せられていくのでしょう。

 

最後にユウキくんに会った日の動画

やりたい放題!おやつタイムからのマーキング!

 

 

大相撲令和8年夏場所感想

 大混戦になった夏場所。千秋楽まで楽しみの多い場所でした。流石に幕内で4敗までラインは下がりませんでしたが、それでも決定戦となり、最後の最後まで盛り上がりました。

 特に幕下優勝の決定戦は、リアルタイムで見た中で最大のトーナメントでしたね。本場所で1日複数番取ること自体が珍しいですからね。

 若隆景は大関獲りがスタートしました。これまで何度もチャンスがあった中であと一歩届きませんでしたが、実力は大関級。今度こそ成就させてほしいですね。まだまだ注目の場所が続きます。

 一方で安青錦は大関陥落。一寸先は闇とはいいますが、本当に上がった途端に怪我をしてしまう力士が多いですね。このまま横綱どころか大横綱の雰囲気すらあっただけに、心配です。同じく大の里も壁にぶつかっています。まさかここまで苦しむとは、昨年末の時点では想像もつきませんでした。豊昇龍までお付き合いで休場。頭2つ抜けた感のあった三強があっという間に瓦解。なかなか上手くはいかないものです。

 目立ちはしませんでしたが、両関脇は勝ち越し。こちらも虎視眈々と次の大関を狙っています。来場所以降、まだまだ波乱含みの様相があります。

 そして玉鷲。現役続行を発表しました。旭天鵬も知らないこの先の世界を経験することになります。どのような結果になるとしても、玉鷲の今後を見守りたいですね。

 

 

今場所の注目力士

朝白龍 西前頭8枚目 5勝10敗

 残念ながら今場所は良い所なく。軽量の弱点を突かれ、力負けしてしまう場面が目立ちました。

 

湘南乃海 東十両8枚目 9勝6敗

 微妙な結果でしたが、ひとまず勝ち越せたのは良かったです。まだ本来の実力を出せていない印象ですが、来場所こそ本領発揮といきたいですね。

 

志摩ノ海 西幕下2枚目 0勝7敗

 本当に厳しい現実が待っていました。微かに見えていた希望の光を塗りつぶしてしまうような黒星7つ。これが勝負の世界ということなのでしょうか。

 

 

名古屋場所番付予想

幕内上位

 豊昇龍 横綱 大の里

  霧島 大関 琴櫻

熱海富士 関脇 琴勝峰

 若隆景 関脇 安青錦

義ノ富士 小結 王鵬

 藤ノ川 前1 隆の勝

 美ノ海 前2 豪ノ山

伯乃富士 前3 平戸海

  宇良 前4 大栄翔

 一山本 前5 欧勝馬

 

 小結から関脇へ枠をこじ開けるラインは明言こそされていませんが、11勝なのはほぼ間違いありません。陥落してくる安青錦も加えて、4関脇となりそうです。小結もすんなりこの2人で決まりそうですね。前回は上が詰まって昇進できなかった義ノ富士ですが、今度こそ新三役となりそうです。

 平幕上位~中位は全体的に恵まれた番付で、負け越してもあまり下がらず、勝ち越せば大きく上がる力士が多くなりそうです。

 

 

幕内ー十両入れ替え

↑確実 阿武剋、尊富士、大青山

↑微妙 一意(85%)、朝翠龍(15%)

↓微妙

↓確実 玉鷲、欧勝海、竜電、時疾風

 

 恐らくは4枠の入れ替え。一意と朝翠龍はどちらの可能性もありますが、この番付差であれば一意が有利と予想します。これまで番付運に恵まれなかった大青山や、調子を戻しつつある尊富士が幕内でどこまでやれるか楽しみですね。

 

十両ー幕下入れ替え

↑確実 嵐富士

↑微妙 大皇翔(5%)、豪刃雄(2%)、丹治(2%)

↓微妙 錦木(5%)、白鷹山(2%)、栃大海(2%)

↓確実 大花竜

 

 今回の入れ替えは1枠だけでしょうか。千秋楽に入れ替え戦が組まれなかった辺り、審判部は千秋楽の結果に関係なく入れ替えない想定でいるように思います。仮に2枠目があるとすれば、上がる力士は5枚目以内で星が良く、十両相手に勝っている大皇翔が有利そう。下がる候補では、単純計算で同じ番付になるのであれば直近の星数で決まることが多いので、錦木となるでしょうか。ごく僅かにある可能性として、一気に4枠を入れ替えてしまうパターン。時折思い切った編成がなされるので、3~4枠目はあるとすればセットになると思います。

 

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和8年夏場所編

 夏じゃないのになぜか夏場所。

 年度を跨ぐこともあり、久々の本場所に感じられます。残念ながら大の里は間に合わず、さらに角番の安青錦も直前の故障で欠場になってしまいました。再大関の霧島もコンディションに不安があるようで、上位が乱調の始まりに。

 今度こそ横綱初優勝を狙いたい豊昇龍や、先場所の2桁白星でトンネルを抜けつつある琴櫻にとってはチャンスですが、どうなるでしょうか。こういった場所は得てして横綱大関よりも関脇が目立つ印象があります。どちらも新関脇なので、なかなか楽しみですね。

 ついに関取復帰を果たした炎鵬にも注目が集まっています。今場所、主役の座に躍り出るのはどの力士になるでしょうか。

 

 

大穴狙い幕内最高優勝予想

朝白龍 西前頭8枚目

 ここ最近で一気に増えた朝〇龍シリーズの一角です。十両を2場所で通過していますが、後に大成する力士は幕下時代に足踏みしていても、なぜか十両の通過は早い事が多いです。また、先場所2桁勝っていることも吉兆でしょうか。

 

その他注目力士

湘南乃海 東十両8枚目

 幕下上位での足踏みから一転、番付を駆け上がり新入幕でも敢闘賞を獲ったのは3年前の話。しばらく幕内で安定していたものの目立った戦績は残せず、今場所は3場所続けての十両の地位です。このまま十両の番人となってしまうのか、幕内へ戻れるのか、ここが分岐点のように思えます。

 

志摩ノ海 西幕下2枚目

 大ベテランの志摩ノ海。関取の座を手放し、幕下でも2勝しかできなかった時には年齢的にもここまでかと思われましたが、めげずに3場所連続で勝ち越し。今場所は関取復帰への大チャンスです。ここで勝ち切れるかどうか、運命の場所となりそうです。

大相撲令和8年春場所感想

 霧島が久々の優勝、そして大関復帰を決めました。陥落以降も実質大関として活躍をしてきた霧島でしたが、いつもあと一歩復帰に届かなかった霧島。特例を使わない復帰の難しさを感じさせられていましたが、ついに念願叶いました。

 これまで実力の抜けていた3力士は、大の里がまさかの連敗で休場、入幕からずっと2桁勝利を続けていた安青錦は綱取りどころではなく負け越し。様々な記録が途絶えました。唯一豊昇龍は優勝を争いましたが、またしても横綱としての初優勝には届かず。

 その他の幕内勢にも目立った大勝ちの力士は少なく苦しい場所でしたが、そんな中で安定感のある力士が順当に勝ち上がったという印象です。

 琴櫻は地味ながら、久々の2桁勝利。ここをきっかけに、復活を期待したいですね。

 

決定戦が多かった!

 見ている分には面白い展開でした。単純に見られる取り組みが増えるのでお得感もありますし、普段対戦しない同部屋対決が見られるのも面白いです。また、普段見られない力士や行司を地上波で見られるのもポイント。今回登場してきた力士の中にも、1~2年後の幕内で毎日見るようになる力士がいることでしょう。

 序二段の優勝決定戦に出てきた旭富士は、やはりとんでもない強さですね。パワーもスピードも上手さもありました。勝負を決めた投げは目で追えなかったくらいです。入門前から今場所優勝した霧島と互角に戦っていると噂されていましたが、決して誇張ではないようです。

 

15戦全敗

 剣翔が魂をどこかへ置いてきてしまったような場所になってしまいました。千秋楽の相手は幕下で大負けしてから8番相撲が組まれた栃丸でしたが、ここでも勝てませんでした。今場所の状態では幕下上位でも厳しい調子のようです。

 進退については一旦保留するとの報道。ここから復帰できた例はほとんどありませんが、もし現役を続行するのならゼロからの再スタートを見守りましょう。

 

 

場所前に注目していた力士

一山本 東前頭6枚目 9勝6敗

 観客席から九山本の声援が上がっていました。決して目立った星ではありませんが、この力士はいつも星数以上の強さを感じさせる内容ですね。来場所は上位総当たり圏内まで上がる可能性があります。

 

炎鵬 東幕下4枚目 5勝2敗

 関取復帰の可能性はかなり高そうです。単に怪我からの復帰というだけでなく、親方、そして宮城野部屋再興のためにも大きな場所を取り終えました。水曜日の吉報を待ちましょう。

 

阿蘇ノ山 西幕下13枚目 2勝5敗

 残念ながら跳ね返されました。やはり幕下上位は魔境。素人目には化け物にすら思える力士でも、簡単には勝てませんね。

 

 

来場所の番付予想

幕内上位

 豊昇龍 横綱 大の里

  琴櫻 大関 安青錦

  霧島 大関

熱海富士 関脇 高安

 若隆景 小結 琴勝峰

 藤ノ川 前1 隆の勝

義ノ富士 前2 一山本

 平戸海 前3 王鵬

 大栄翔 前4 豪ノ山

 若元春 前5 正代

 

 千秋楽に高安が勝ったことで、小結が難しいところ。琴勝峰と藤ノ川は、どちらが上がってもおかしくなさそうです。中位以降は上がる力士にとってややラッキーな番付になりそうな雰囲気があります。

 

幕内ー十両入れ替え

↑確実 竜電、若ノ勝

↑微妙 大青山(5%)

↓微妙 阿武剋(95%)、藤凌駕(10%)

↓確実 翠富士

 

 落ちる候補があまりいません。藤凌駕は残って2枠入れ替えに落ち着くのではと予想します。

 

十両ー幕下入れ替え

↑確実 大花竜、白鷹山、栃大海

↑微妙 炎鵬(95%)

↓微妙 藤天晴(95%)

↓確実 剣翔、島津海、荒篤山

 

 ここ最近の入れ替えない傾向を考えると、千秋楽に藤天晴が勝っていれば残留だったと思います。ここで負けたことで、炎鵬の復帰が濃厚になったのではないでしょうか。貴健斗は残念ながら、今場所後はノーチャンスですね。