化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和3年夏場所編

 開催が不安視された大相撲ですが、初日を迎えられることになりました。激しい番付の上下があったここ最近の中では大きな争点の無い場所といえそうですね。

 照ノ富士大関に上がり、昇進レースは落ち着いた印象があります。先場所の高安が12番ほど勝っていれば盛り上がったのでしょうが、残念ながら失速は予想以上で10勝と2桁ギリギリの成績に終わりました。とはいえ現在の三役陣はここ半年間ロックし続けています。一度大勝ちを挟めば、一気に大関への道が開けるはずです。

 1横綱に戻った白鵬は予定通り7月に再起を図るようで、今場所も休場です。誰が優勝するのか分からない緊張感はまだまだ続いています。先場所躍進を見せた碧山がぎっくり腰で休場してしまったのが残念ですが、全く予想だにしないヒーローの登場に期待しましょう。

 

大穴狙い幕内最高優勝千代大龍 西前頭14枚目

 一気の押しがあるかと思えば明月院スペシャルと呼ばれる思いきった引きも見せる力士です。若い頃からスケールの大きさに期待されていましたが、気が付けばベテランの域。それでも、ここ最近のベテラン覚醒の波に乗ることに期待しましょう。

 

その他B級注目ポイント

村田 西幕下3枚目

 あの力士が関取昇進へ有利となる幕下上位5枚目以内にまで帰ってきました。三段目付出として鳴り物入りで入門して期待通りの活躍を見せるも、あと番付1枚にまで迫った場所で故障。番付は序ノ口まで落ち地獄を見ました。番付外転落阻止のために出場した取り組みの相手はなんと服部桜(現・勝南桜)。大相撲史上最も実力差のあった取り組みではないでしょうか。復帰後は順調に勝ち越してここまで上がってきました。照ノ富士や千代の国など、復活ストーリーがトレンドです。一気に新十両を決めたいところですね。

 

颯雅 東三段目100枚目

 この力士も服部桜に関連した力士です。覚えているでしょうか。当時連敗記録を更新し続けていた服部桜に対して白星を献上してしまった力士を。それも、相手に関係無く自ら転んでしまった腰砕けでの決着でした。そんな苦すぎるデビュー場所を経験した彼ですが、3年弱で三段目にまで上がってきました。当初は序ノ口と序二段を行き来する弱い力士の仲間入りかと思われていただけに、これは大躍進と言えるのではないでしょうか。この地位でどれだけ通用するのか、楽しみですね。

 

白石桜 東序二段110枚目

錦翁  東序二段111枚目

錦星龍 西序二段112枚目

 春場所で前相撲を踏む力士が多いため、下位力士は春場所負け越していても夏場所で番付が上がるという現象がよくあります。この3力士は、一度も勝ち越しを経験しないままに序二段に昇進しました。特に錦翁は現役で2番目に弱い力士だとも噂されています。それでも、先場所2勝で終わらずに3勝したからこそ昇進できた訳です。これを機に覚醒してほしいですね。

 

大相撲令和3年春場所感想&夏場所番付予想 照ノ富士は土俵を平定できるか

 ついに照ノ富士の復活物語が完結しました。来場所からは、未知の領域に足を踏み入れることになります。

 大怪我から復活してこの強さ。もし怪我が無ければ、ここ数年の混沌時代は存在せず照ノ富士時代がやって来ていたのかも知れません。

 照ノ富士は既に29歳。年齢的にはここから大横綱になれる雰囲気はありません。それでも、かつての武蔵丸のように圧倒的ではないにしても優位な時代を続けるくらいの力はあるように感じられます。

 随分と遅れましたが、照ノ富士横綱昇進にも期待をしましょう。

 ところで2度目の大関昇進の時には使者は来るのでしょうか。魁傑の時には来たようですが。

 

 一方でするりと優勝が逃げてしまった高安。それも全くの予想外だったかといえば、ある程度予想が付いてしまったようにも思えます。この人は兄弟子の稀勢の里とよく似ています。主にプレッシャーと碧山を苦手としているところが。

 千秋楽終わってみれば10勝5敗。大関取りの起点としても、さほど強くない星になってしまいました。稀勢の里の樹ならぬ高安の樹が生えてしまいそうです。

 

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 その高安に勝って最後まで優勝戦線に残っていた碧山。全くの圏外で話題にならなかった場所から優勝すれば面白かったのですが、さすがにそうはいきませんでした。それでも稽古場横綱と言われるほどの力を秘めている力士です。旭天鵬が優勝したあの場所でも最後まで残っていましたし、白鵬が独走する中唯一追い掛けていった事もありました。既にベテランですが、今後もしかすればという可能性だってあります。

 

 脱落したかと思われた朝乃山もいつの間にか10勝5敗。この人の安定感は本当に凄いものがあります。そろそろ2回目の優勝が欲しいところです。

 

 三役は今場所も全員勝ち越しで枠が空かず。かつてこんなにも連続で空かなかった事があったでしょうか。

 

 さて、長期間に渡る混沌の土俵が続いてきましたが、今場所で鶴竜が引退。また1つ時代が進みました。気が付けばかつての上位陣で残っているのは白鵬だけ。大関や三役常連と平幕勢との差は開いてきており、ようやく定番の形が出来上がってきたように思えます。もちろんまだ誰が優勝するか分からない緊張感は続いていますが、今場所のような展開が今後増えてくるのではないでしょうか。

 貴景勝以外はあまり若くないので一時代を築くまではいかないでしょうが、当面の土俵は安定してくるのではないでしょうか。

 

 そして本当に再び白鵬横綱時代がやってきました。これほど多くの横綱を見送ってきた横綱がいたでしょうか。名古屋で進退を賭けるとしており、朝青龍が去って名実共に1強となった前回とは全く状況が異なります。そんな2度目の白鵬横綱時代はどのような時代になるでしょうか、そして何場所続くのでしょうか。

 

 

 

今場所注目していた力士たち

西前頭14枚目 剣翔 9勝6敗

 微妙な結果ですが、勝ち越しました。今度こそ幕内定着といきたいところですね。

 

西十両13枚目 錦木 7勝8敗

 千秋楽何とか残留できそうな星を得ることができました。十両といい、三役といい、今場所の千秋楽は陥落ピンチの力士が悉く勝利を得ましたね。

 

西幕下15枚目 北青鵬 5勝2敗

 流石に全勝とはいきませんでしたが、今場所も5勝2敗。これは本物かも知れません。幕内まではすぐに上がってくることでしょう。

 

東幕下21枚目 吉井 2勝5敗

 ついに初めての負け越しとなりました。横綱となるような力士はここから2度目の挑戦で一気に切り抜ける傾向があります。この2度目の挑戦が大きなターニングポイントとなりそうです。同い年の大辻も上がってきて、ますます楽しみになってきました。

 

東三段目70枚目 煌 2勝5敗

 今場所も名前が格好良かった。

 

 

 

令和3年夏場所番付予想

上位陣

  白鵬 横綱

 朝乃山 大関 貴景勝

  正代 大関 照ノ富士

 隆の勝 関脇 高安

 御嶽海 小結 大栄翔

 若隆景 前1 北勝富士

  明生 前2 翔猿

  碧山 前3 阿武咲

 霧馬山 前4 妙義龍

千代の国 前5 豊昇龍

 

 これはかなり組みにくい。大負け力士でもほとんど落ちないかも知れません。北勝富士と明生は星勘定の上では逆ですが、9勝で据え置きは流石に無いかと思いこのような順番にしました。翔猿は幕内上位の常連になれるでしょうか。

 

幕内ー十両入れ替え

↑ 石浦・千代丸・天空海

↓ 豊山・琴勝峰・(鶴竜

 

 ここは無難に決まりそうです。炎鵬はあと一歩及びませんでした。

 

十両ー幕下入れ替え

↑ 大翔鵬・王鵬・荒篤山

↓ 矢後・武将山・(鶴竜

 

 ここもほぼ確実でしょう。状況によっては6枠程空く可能性がありましたが、残留が多くなりました。

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和3年春場所編 荒れ”ない”春場所はどうなる

初場所優勝者

2016 琴奨菊  大関 初

2017 稀勢の里 大関 初

2018 玉鷲   関脇 初

2019 栃ノ心  平幕 初

2020 徳勝龍  平幕 初

2021 大栄翔  平幕 初

 

春場所優勝者

2016 白鵬   横綱 36回目

2017 稀勢の里 横綱  2回目

2018 鶴竜   横綱  4回目

2019 白鵬   横綱 42回目

2020 白鵬   横綱 44回目

 

 荒れる春場所は今や昔。荒れに荒れる初場所の一方で、春場所は極端に荒れにくい場所となっています。春場所横綱以外の力士が優勝したのは、白鵬がまだ大関だった時代にまで遡ります。

 そんな春場所ですが、今年出場する横綱白鵬のみ。鶴竜は土俵に戻ってこれるのかどうか自体が不透明な状況です。

 時代が動きかけた時、混沌極まった時、思い出したように強い白鵬は舞い戻ってきました。10年ぶりに日本出身力士が優勝し白鵬が久方振りに3場所連続で優勝を逃した時、覇権が田子ノ浦に移りかけ白鵬が4横綱で最も優勝から遠ざかった力士になった時、最後の上位総皆勤となったあの場所でも、白鵬は潮流をせき止め続けてきました。

 今回はどうでしょうか。連続皆勤したのは遙か昔の2017年。それ以来は休場と優勝を繰り返してきた印象ですが、これまで連続での全休はありませんでした。それが今回は3場所連続全休明けの場所となります。途中休場を含めても2場所が最長だったものが、今回は4場所+中止場所。最後の優勝からの経過時間も最長タイとなり、今場所優勝を逃せば初めて丸1年間優勝が無かった事になります。

 これだけの逆境の中、ついに決壊するのか、それとも再び時計の針が戻るのか。運命を決する場所だと言えるでしょう。

 

 大関昇進レースもまだ終わりません。照ノ富士が再挑戦の場所となり、大栄翔も一気に戦線へと浮上してきました。隆の勝も不気味ですし、高安も虎視眈々と狙います。もちろんいい加減御嶽海は上がらなければいけない立ち位置です。三役全員が連続で残留し続ける今の状況にも珍しいものがあります。

 誰が優勝するのか分からない緊張感は継続されていながらも、全体のレベルは上がってきたように感じられます。大関は巷で文句ばかり言われていますが、今の大関陣は強いです。気が付けば2桁勝っているので、綱取りまではあと一歩といったところでしょう。

 

大穴狙い幕内最高優勝予想:剣翔

 故障さえなければこの力士はとても強いです。やる気さえあればこの力士はとても強いのです。再び以前の十両安定に戻ってしまったかとも思いましたが、また上がってきました。優勝する力士は、安定感よりも爆発力が求められます。調子が良い場所で勝ちきる能力は充分。この混沌の土俵でもまだ出ていない連続平幕優勝。平成初期にあったきりの記録が見られるでしょうか。

 

その他注目力士

西十両13枚目 錦木

 以前紹介した錦木ですが、一時の活躍以来急落してしまい関取の座が危うくなってきました。スケールが大きくロマンのある力士、このままでは終われません。

 

西幕下15枚目 北青鵬

 コロナの影響で最速関取昇進(付出除く)を逃しましたが、無傷での関取昇進の可能性はまだ残されています。この力士に初めて土を付けることになるのは一体誰でしょうか。

 

東幕下21枚目 吉井

 負け越し無しでついにここまで上がってきました。歴代の黄金期を築き上げた力士達はここからもう一段ギアを入れ替えています。今場所5勝目を挙げることができたのなら。数年後には吉井(四股名は付くでしょうが)時代がやって来るかも知れません。

 

東三段目70枚目 煌

 名前がかっこいい。

 

地味力士列伝・大奄美編 1マスずつ歩を進めたあの力士は今

 先の初場所では大栄翔が追手風部屋に初の栄冠をもたらしました。

 追手風部屋には力士数が多く、当ブログイチオシの?大翔丸も所属しています。

 

遠藤聖大との共通点が多すぎた力士、大翔丸 前編 - 化けない狐のB級応援! (hatenablog.com)

遠藤聖大との共通点が多すぎた力士、大翔丸 後編 - 化けない狐のB級応援! (hatenablog.com)

 

 北の富士さんから見分けが付かない呼ばわりされ、某スポーツ紙には特徴が無い事が特徴と言われ、散々な扱いの大翔丸ですが、地味キャラとして一定の知名度が出てきたようにも感じます。そこで私はふと思いました。

 

 同じ追手風部屋の大奄美って大翔丸の影に隠れて実は一番地味なのでは?

 

 思い出してみれば、新十両などの節目以外で大奄美がニュースになっているのを見た事がない気がします。試しに検索してみると、故郷を訪問したという記事が1つ出てくる程度で他には見当たりません。

 こちらも大翔丸と同じく付出力士。どうにもあまりスピード出世しなかった付出力士は地味になる傾向があるようです。

 その名の通り奄美出身なので地元の星扱いにはならないのかとも思われますが、奄美津軽と並ぶ相撲所。そこまで特異な例とも言えないようですね。

 

 

この大奄美の存在を皆さんに伝えたい!

 

 私が大奄美(当時坂元)に注目しだしたのは入門直後のことです。その頃の星取りがこちら。

 

平成28年初場所   幕下付出15枚目 4勝3敗

平成28年春場所   西幕下11枚目  4勝3敗

平成28年夏場所   東幕下9枚目   4勝3敗

平成28年名古屋場所 東幕下6枚目   4勝3敗

平成28年秋場所   西幕下3枚目   4勝3敗

平成28年九州場所  西幕下筆頭    4勝3敗

 

 何と全て1点の勝ち越しで新十両でした。この力士が今後どうなっていくのか。まさか8勝7敗のまま勝ち進んでいくのか。それが気になって、ずっと追い掛けています。

 結果的には新十両の場所で10勝を挙げてこのジンクスは終了しましたが、付出力士でありながら地道に上がってくる様子に魅了されました。

 その後何度も幕内には上がるのですが定着できず。幕内と十両のエレベーター力士として一進一退が続いています。

 

先述の大翔丸は取り組み時間が異常に短い故に塩相撲に感じられてしまうという特性がありましたが、大奄美に関しては相撲は面白いと思いますね。体格のある四つ力士で、ロマンがあります。あまり他の形が無いので印象に残りにくいのかも知れません。

 

 来場所は幕内昇進がなるかどうか微妙な位置ですが、番付運の良い力士なので期待したいですね。今の幕内は立場に関係無く優勝が狙える戦国時代ですから。

 

 大きなイベントというものは経験していません。十両優勝が1度あったくらいです。それ故に話題になりにくいという面はあるでしょう。ですが、何かあった力士はそれだけで話題になるのです。だからこそ、何もなかった力士は応援すること一点で視線を向けたいと思います。

 

大相撲令和3年初場所感想&春場所番付予想 今年も荒れた初場所

 今から5年前、長く途絶えていた日本出身力士の優勝を琴奨菊が成し遂げて以来、毎年初場所は初優勝者が出る場所となっています。その琴奨菊の優勝以来、大相撲におけるウィンブルドン現象はすっかり過去のものとなりました。

 ジンクスはいつか止まるものですが、今年もそれは継続となりました。前にも後にも最大の下克上となった徳勝龍で群雄割拠という一つの時代は完結し、その次に初優勝となった正代や奇跡の復活優勝となった照ノ富士ははこれから何度も優勝しそうな上位の力士、そして今場所久方振りの綱取り力士も登場したことで密かに優勝する力士は絞られてきたのかとも思われましたが、まだまだ主役に名乗りを上げる力士はいたようです。

 もちろん、この大栄翔も上位常連といって良い力士なので、このまま大関まで駆け上がる可能性もありますけどね。

 

 先場所終了時とは随分と注目点が変わったように感じられます。両横綱の進退場所は先延ばしとなり、貴景勝の綱取りは最短で崩壊、照ノ富士大関再挑戦を継続させましたが元々は今場所後の大関はなるかという着眼点でした。正代と朝乃山は比較的早い段階で角番脱出。どこを見れば良いのか分からなくなった盤面で大栄翔が全て持っていったという場所でした。

 ここ最近は数場所に渡る一貫した注目点が無いように思われます。以前であれば白鵬がいつも優勝し、稀勢の里がいつ勝てるのかというある種のお約束がありましたから。来場所もまた、今場所とは違った見所があるのかも知れません。

 大きな話題とはなっていない宝富士が、千代大龍が、琴恵光が来場所の覇者とならないだなんて、誰が言い切れるでしょうか。

 

 大関陣はなぜか文句を言われていますが、11勝して言われる筋合いは無いと思います。照ノ富士も含めて仲良く同じ数字。ここも含めて大関のほうがしっくりきますね。

 それにしても、序盤で早々に脱落したはずの朝乃山がいつの間にか正代と同じ星。気が付けば準優勝です。2桁勝利率はとんでもなく高い力士ですし、もっと目立っても良さそうなのですが。安定して2桁勝てる大関は過去必ず横綱になっています。

 

 皆勤した三役は全員勝ち越しました。その影響からか、平幕の大勝ちはずいぶん少なかった印象です。にも関わらず総なめした大栄翔は、するべくして優勝したと言えそうですね。2差を追い付かれた展開から立て直すのは並大抵の力士ではできませんから。

 その三役陣。隆の勝は地味ではありますが、そろそろ大関の声が掛かってもおかしくありません。高安は惜しかったですね。千秋楽勝って再び大関取りの起点としたかったのですが。

 御嶽海は、今場所も御嶽海でした。先程お約束が無いと書きましたが、御嶽海こそが今のお約束枠でしたね。あのタイプで面相撲なのは珍しい気がします。高安に、栃ノ心に、貴景勝に、朝乃山に、正代に、そして2回目の照ノ富士にまで先を越されようとしています。このままでは大栄翔に隆の勝に高安の2回目にまで抜かれかねません。本当にあと1勝できれば良いのですが。

 

 十両では勢が残留厳しく、松鳳山も大負け。いつでもメンバーはいつの間にか入れ替わっているものです。世代交代自体は進んでいますが、トップが決まらないという状態が続きます。

 

 

場所前に注目していた力士たち

 

西十両10枚目 水戸龍

 水戸龍はどんなに前半調子良くても結局収束してしまいますね。一体どうなっているのでしょうか。一部では星均しなんて呼ばれているとか。これだけ長期間十両にいて幕内に一度も上がれないとは思いませんでした。

 

序ノ口28枚目 勝南桜(服部桜)

 今場所も貫禄の全敗。自身の持つ連敗記録更新が近付いてきました。番付外転落回避の力士と8番相撲が組まれるのはもはや恒例行事となりましたね。

 

 

令和3年春場所番付予想

 

 三役がロックされていますが、さすがに大栄翔は上げない訳にもいかない星なので、張出ができることになるでしょう。一時期全く見られなかった張出ですが、最近はしばしば見られるようになりましたね。大勝ちが少ない一方で平幕上位が軒並み負け越しているので、ラッキーな上がり幅の力士が増えそうです。

 

  白鵬 横綱 鶴竜

  正代 大関 朝乃山

 貴景勝 大関

照ノ富士 関脇 隆の勝

     関脇 大栄翔

  高安 小結 御嶽海

 宝富士 前1 阿武咲

北勝富士 前2 若隆景

  明生 前3 志摩ノ海

 霧馬山 前4 妙義龍

 逸ノ城 前5 遠藤

 

 幕内と十両の入れ替えはかなり微妙なところですが、来場所17枚目が無くなりそうな事を加味して3枠入れ替わると予想します。

 

↑ 英乃海剣翔奄美

↓ 佐田の海・天空海・徳勝龍

 

 十両と幕下の入れ替えは順当に終わりそうですね。

 

↑ 貴健斗武将山一山本錦富士

↓ 竜虎・勢・王鵬・琴勇輝

 

 

97回箱根駅伝感想 16位~20位

16位(往路13位・復路15位) 城西大学 予想順位:14位

敢闘賞:山本唯翔1年 5区6位 1:13:03 来年以降の主力となるか

来年度の風向き

 

 全日本で心配されていた通りの結果に。砂岡・菊地で前に出て、後はどんどん下がっていきました。その中で山が登り下りともにそれなりの結果を残したのは好材料です。これから数年、大きく崩れることはないでしょう。あまり目立った新入生はいないので、どう伸ばしていくかが試されることになりそうです。

 

 

17位(往路16位・復路17位) 法政大学 予想順位:19位

敢闘賞:鎌田航生3年 1区1位 1:03:00 見せ場は作った

来年度の風向き

 

 一度はトップに立ちました。結果的には、鎌田が1区で良かったですね。他の区間で下位から区間賞を取っても空気扱いされてしまうことがありますから。やはり先頭だと目立ちます。新入生で注目の小泉を中心として、またチームを押し上げていきたいところです。

 

 

18位(往路17位・復路18位) 国士舘大学 予想順位:17位

敢闘賞:ランモイ・ヴィンセント3年 2区2位 1:07:09 こちらのヴィンセントも健在

来年度の風向き

 

 去年のデジャヴのような展開。ヴィンセントが快走し、曽根が健闘した以外はなかなか浮上できるポイントがありませんでした。毎回のように本戦には出てくるのですが、いつも下位に終わりますね。10区間と長いのでエースだけでは勝てません。何とかもう1人、特に復路の軸となれる選手が欲しいところです。毎度快走しながらも区間賞が取れず、チームとしてはワンマンエースな様子は、かつてのダニエルを思い出しますね。

 

 

19位(往路18位・復路20位) 山梨学院大学 予想順位:13位

敢闘賞:ポール・オニエゴ3年 4区1位 1:02:15 チーム状況が悪くてもしっかりと走る

来年度の風向き

 

 復活を目論んだ今大会でしたが、残念ながら見せ場は作れず。オニエゴ以外で頑張った日影も卒業してしまいます。黄金世代の伸び悩みをきっかけに、全ての歯車が狂ってしまった印象を受けます。数年前に優勝したばかりの附属校がとうとう最下位にまで落ち、スカウトが上手くいきません。留学生も随分と小粒になりました。

 その中で区間賞を取れるレベルにまで仕上げてきたオニエゴは凄いですね。

 予選会で好走した松倉・瀬戸といったメンバーが出場できなかったので、今居るベストメンバーは揃えておきたいところです。

 

 

20位(往路20位・復路19位) 専修大学 予想順位:20位

敢闘賞:服部友太3年 10区14位 1:11:35 最後の最後でチーム最高順位

来年度の風向き

 

 19位にも10分以上引き離される厳しい結果に。特に往路では1位~19位の差と19位~20位の差がほとんど変わりませんでした。それでもこれは分かっていたこと。今年に関しては、下馬評をひっくり返して出場できた事に価値があります。やはり長く間が空いてしまうと戦い方を忘れてしまいますからね。

 来年も予想を跳ね返しての出場を期待したいところです。

 

 

20位相当(往路20位相当・復路11位相当) 関東学生連合

敢闘賞:松川雅虎2年(芝浦工業大学) 10区6位相当 1:10:50 箱根未出場の大学からの好記録

 

 今年は復路で見せ場を作りました。できれば公式記録にさせてあげたかったですね。以前のようにシード権も取れるようにすればモチベーションも上がるでしょうし、選抜に縛りを設けず純粋に上位の選手から選べば今年出場できなかった大学のエースも出場でき、オールスターチームとして面白くなりそうなものですが。

 松川は凄いですね。予選会31位のチームからの選出自体が異例ですし。かつての川内(学習院大学)を思い出しました。

 次の予選会、麗澤や駿河台といったチームは初突破を狙ってくるでしょうし、まさかの予選落ちとなった中央学院大学も黙ってはいないでしょう。今年惜しくも連続の本戦出場を逃した筑波大学はかなり力を付けてきています。大東文化大学日本大学といった常連校が大きく後退したのも頷けます。特に日本大学は来年も出場を逃すようだと、今後厳しくなってきそうです。

 慶應義塾大学はここ数年、駅伝に力を入れ出しました。そしてどういう訳か、今回予選28位に終わった立教大学に有力な新人が続々と集結しています。こういったチームも数年後には本戦を狙ってくるかも知れません。

 

97回箱根駅伝感想 11位~15位

11位(往路14位・復路7位) 明治大学 予想順位:1位

敢闘賞:大保海士4年 8区1位 1:03:59 意地の1時間3分台を叩き出す

来年度の風向き

 

 台風の目として大いに期待され、当ブログでも優勝候補筆頭に挙げましたが、結果はシード権すら取れず。ここまでの落差は85回大会の駒澤大学を彷彿とさせます。思わぬ大敗はこれまでにも何度かありましたし、何が悪いというよりも致命的に箱根への適性が無いのかも知れません。大ブレーキがあった訳ではなく、全体的に区間順位が沈んでいましたから。

 次の新入生にももの凄いメンバーが揃っていますが、果たして育てあげることができるでしょうか。期待値通りに走れば黄金時代がやってきそうなのですが。

 

 

12位(往路19位・復路3位) 中央大学 予想順位:8位

敢闘賞:若林陽大2年 6区5位 58:45 反撃の起点となる活躍

来年度の風向き

 

 明治大学と雰囲気は似ています。期待されながらも往路の出遅れが響いてシード圏外に、スカウトはかなり有力選手が集まっている、そんな様相です。それにしても往路と復路で差がありますね。力が拮抗し荒れた大会によく見られる形ですが、その典型例と言えるでしょう。期待の吉井がもう少し走れれば、シード権も狙えたと思うのですが。やはり後方からのレースでは実力者も思うように記録が伸びませんし、序盤の出遅れは禁物です。

 かつて連続シードを取っていた時は持ちタイムで劣っていても本番に強い中央大学でしたが、シード権を失って以降それが見られません。一度成功すれば軌道に乗ると思うので、まずは来年勝ちきることですね。

 

 

13位(往路8位・復路14位) 神奈川大学 予想順位:11位

敢闘賞:佐々木亮輔1年 10区2位 1:09:58 悪条件からのこの記録は立派

来年度の風向き

 

 往路はもしやと思わせる場面もありましたが、さすがにまだ厳しかったか。それでも少しずつチーム状況は上向いています。来年以降、再びシードを狙えるチームになるかも知れません。10区の佐々木は素晴らしかったですね。先に記したように後方からのレースは難しいのですが、その中で区間2位。しかも1年生です。次のエース候補となるでしょう。今回はブレーキとなりましたが、高橋銀河も期待の1年生。リベンジに燃えているはずですし、地味ながらも楽しみなチームです。

 

 

14位(往路15位・復路13位) 日本体育大学 予想順位:15位

敢闘賞:池田耀平4年 2区3位 1:07:14 日本人トップを獲得

来年度の風向き

 

 高速化の波に取り残されてしまった雰囲気があります。一昔前であれば充分上位でいられた記録なのですが。今年のメンバーから半数以上が抜けますし、これは厳しい。まずは連続出場を止めないことです。その戦いが始まります。

 

 

15位(往路10位・復路16位) 拓殖大学 予想順位:18位

敢闘賞:石川佳樹4年 5区5位 1:12:50 一時はチームをシード圏内に

来年度の風向き

 

 重要区間である2区と5区は抑えたのですが、それ以外が振るいませんでした。ここ最近はエースの存在よりも9番手10番手でブレーキしないことが重要になってきているので、繋ぎ区間の補強は絶対条件となります。留学生を活かすためには1区で出遅れずに3区で流れを止めないことです。この2区間がポイントとなってくるでしょう。