化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

今更100回箱根駅伝感想① 新しい風は吹かず

 1月遅れての。

 

 青山学院の優勝で終わった記念大会。順位予想では、「何の根拠もないけど怖い枠」としていましたが、実際その通りになりました。駒澤大学が王道の強さだとすれば、青山学院はわけの分からない強さです。

 どこにもここまで走れるというデータはありません。初出走や故障明けの選手が次々と爆走しました。しかも、青山学院が先頭に立った瞬間に強風で中継車の影に入ることによる先頭効果が1番発揮されるコンディションになりました。気温が上がると不利と言われる中で気温が下がり、山で厳しくなってきたタイミングで雨が止むなど、導かれるように青山学院に有利な条件がどんどん重なってきたように思います。

 

山の神

 異常なまでの高速化によって軒並み過去の区間記録が消えていますが、今の今まで残り続けてきたのが今井の記録でした。今回、城西大学の山本があと一歩まで迫りましたが、僅かに及びませんでした。元々山の妖精という呼び名には個性があり、印象に残っていたので、このまま妖精で良いと思いますね。

 山の神という称号は、単純な区間新記録ではなく圧倒的な傑出度込みです。高速化した現在であれば、1時間7分台を出すくらいで初めて山の神と呼ばれるのではないでしょうか。

 

今年も目立たなかった留学生

 前回大会でも触れましたが、今回は区間賞すらなし。他の駅伝では軒並み大活躍しているだけに、箱根駅伝での特殊事情といえそうです。高校駅伝ではついに最短区間のみの起用になりましたからね。区間は制限されていないにも関わらず、ここ最近の優勝校に留学生はいません。

 

予想順位との差

 今年は予想があまり当たりませんでした。持ちタイムも前回の区間順位も、あまりアテにならなかった大会だったと言えるかも知れません。

 

1位 青山学院大学 +5

2位 駒澤大学 -1

3位 城西大学 +4

4位 東洋大学 +7

5位 國學院大學 -3

6位 法政大学 +6

7位 早稲田大学 +2

8位 創価大学 -4

9位 帝京大学 +6

10位 大東文化大学 -5

11位 東海大学 +2

12位 国士舘大学 +10

13位 中央大学 -10

14位 立教大学 +6

15位 日本大学 +1

16位 日本体育大学 +2

17位 順天堂大学 -7

18位 駿河台大学 -1

19位 中央学院大学 -5

20位 明治大学 -12

21位 神奈川大学 -2

22位 東京農業大学 +1

23位 山梨学院大学 -2

 

大相撲令和6年初場所感想&春場所番付予想

 今場所の優勝は照ノ富士。その姿はまさしく不死鳥。まだまだ主役は譲らないという気迫を感じました。結局照ノ富士かと残念がられることこそが、横綱の証とも言えるでしょう。

 最終盤まで綱取りを継続した霧島でしたが、最後の最後で振り出しに。照ノ富士とは単純な実力者以上に、どうしても相性が合わないようです。鶴竜白鵬を大の苦手にしていましたが、それと同じものを感じますね。

 琴ノ若大関取りに成功。去年から続いている激しい大関レース、当初は4番手あたりに位置していましたが、一気に才能が開花しました。

 下位に目を向けると北磻磨がチャンスをものにしました。以前、長期ブランクから再十両を果たしただけでも奇跡でしたが、なんと37歳にして2度目の奇跡がありました。ご当地場所を関取の地位で迎えることになりそうです。

 

 一方で旧世代にとっては厳しい結果に。北勝富士は休場。妙義龍は何とか千秋楽勝って幕内に残れそうですが、遠藤は来場所の幕内残留が微妙に。宝富士は厳しい情勢で、1場所で帰ってきていた碧山は長期離脱の可能性と岐路に立たされています。

 久々に平幕優勝の無かった前年から明けた今場所。上位陣が力を見せ、完全に世代交代となった印象を受けます。

 

 相撲内容も今場所は面白いものが多かったと感じます。千秋楽には宇良が大技を決めました。素人目にもレベルの高い場所でした。

 昇進争いがひと段落する来場所は、純粋に相撲の面白さをもっともっと見たいですね。

 

 

場所前に注目していた力士たち

剣翔 東前頭11枚目 9勝6敗

 とても地味な成績に。どうやら場所前に軽い故障があったようですが、中盤からは8勝1敗。やっぱり波に乗ると強いのではと思ってしまいます。

 

若隆元 西三段目3枚目 5勝2敗

 勝ち越しはしましたが、もう少し白星を積み上げたかったところです。北播磨は三段目に落ちた場所で全勝、翌場所も6勝で一気に上位進出を果たしています。やはり上を目指すには、大勝ちをしたいところですね。

 

冨蘭志壽 西三段目52枚目 3勝4敗

 惜しくも勝ち越しならず。ただ、徐々に地力は付けてきていると感じました。投げ技がもっと決まるようになれば、面白い存在に成り得ます。

 

千代狼山 西序二段65枚目 4勝3敗

 ひとまずは勝ち越し。まだ若い力士なので、これからに期待ですね。四股名に狼が付くのはモンゴル出身者に多い印象ですが、こちらは大分県出身。でも本名は山口。

シンリンオオカミのジュディー

 

春場所番付予想

 三役候補が足りず、昇進予想が難しいです。さすがに宇良は残せないと思うので、錦木か朝乃山のどちらかが昇進となります。どちらもあり得ますが、土俵上では2敗しかしていない朝乃山を返り三役に置いてみました。

 上位はスカスカなので、多くの力士が少しの勝ち越しで抜擢、大負けでも僅かな降下となりそうです。王鵬はいきなり上位挑戦となりそう。今のままでは家賃が高そうですが、時々大器の片鱗を見せる時があるので、とても楽しみです。

 幕内と十両の入れ替えも難しい。降格候補に対して、昇進候補が足りません。ここ最近の極端に入れ替えない傾向や、周囲の力士と比較した置きやすさで、遠藤を残留と予想しますが、東白龍や時疾風とも比較した番付となりそうです。北青鵬と尊富士も微妙なラインになります。

 十両と幕下の入れ替えは、4枠と予想。さすがに阿武剋は上げないと思いますから、千代丸はラッキーな残留になりますね。

 

照ノ富士 横綱

  霧島 大関 豊昇龍

 貴景勝 大関 琴ノ若

 大栄翔 関脇 若元春

  阿炎 小結 朝乃山

  宇良 前1 錦木

熱海富士 前2 明生

  王鵬 前3 隆の勝

  翔猿 前4 翠富士

 平戸海 前5 豪ノ山

 金峰山 前6 剣翔

 大の里 前7 玉鷲

 阿武咲 前8 北勝富士

  高安 前9 正代

 琴勝峰 前10 一山本

 御嶽海 前11 湘南乃海

  竜電 前12 佐田の海

 美ノ海 前13 島津海

 錦富士 前14 妙義龍

 北の若 前15 遠藤

 奄美 前16 狼雅

 尊富士 前17

 

 時疾風 十1 東白龍

 北青鵬 十2 宝富士

 水戸龍 十3 友風

   輝 十4 欧勝馬

 白鷹山 十5 白熊

 英乃海 十6 千代翔馬

 大翔鵬 十7 武将山

 朝紅龍 十8 獅司

 玉正鳳 十9 志摩ノ海

  紫雷 十10 碧山

 欧勝海 十11 若隆景

 琴恵光 十12 天空海

 對馬洋 十13 伯桜鵬

 北磻磨 十14 千代丸

 

 千代栄 下1 天照鵬

  勇磨 下2 阿武剋

 栃武蔵 下3 塚原

 琴太豪 下4 生田目

 北大地 下5 嘉陽

 

 

 

 

 

都道府県対抗駅伝2024 独走が増えてきた気がする

 まだ箱根駅伝の感想も書いてないのに都道府県対抗駅伝

 

 この駅伝はなかなか面白いです。まず、中学生、高校生、大学生、社会人と異なる年齢層の選手が同じ駅伝を走ること自体珍しいですからね。夢の新旧対決なんてのも、毎年あります。

 即席チームだから毎年メンバーが変わってお楽しみ感もあります。それだけに、チームカラーという概念は存在しませんが。でも、背負うものが無いからころ純粋な競技性が見えてきます。

 開催時期がこの季節なので、ニューイヤー駅伝箱根駅伝の興奮が冷めきらないうちに見られます。

 後の名選手がここから登場することも多いです。駅伝の実績が少ない中、直前で一気に持ちタイプが伸び、その勢いで独走した柏原竜二なんかが最たる例ですね。

 走るコースも、そこまで長くないコースながら、広島の名所を回るために風景の特徴があって、戦略性もあります。

 

 駅伝は陸上の中でもかなり面白い部類ではないでしょうか。

 スカポンタンがマラソンの強化に繋がらないと言おうと、駅伝は駅伝。世界に繋がらないと言うが、どうして既にある競技ばかり重視して、この素晴らしい競技を世界に広めようとならないのだろう。そう不思議に思います。

 

 この駅伝が終われば、そろそろ駅伝シーズンもおしまい。(数年前から男女混合駅伝ができましたが、あれはもうちょっと距離長くても良いと思いますね。)フィナーレに相応しい駅伝ではないでしょうか。

 

 そんな駅伝のオールスターゲームです。

 

 

 

 肝心の結果はというと、長野県が独走で3連覇。途中まではコンディションの厳しさから記録を狙う雰囲気ではなかったのに、いつの間にか大会記録を更新していました。やっぱり山の多い地域の方が駅伝強いのかな。大阪がベストメンバーを組めていれば面白かったのですが、直前に欠場が相次いで、ちょっとショックでした。

 トップに立つとますますバフがかかる先頭効果はどの駅伝でも見られる現象ですが、これ一体どういう仕組みなんでしょうね。中継車が風避けになるからと言われていますが、それだけじゃ説明できない気がします。

 千葉県の3位は大健闘です。これまで上位があまり無かった事自体が、なんだか意外ですね。

 あまり大きな波乱の無い大会でしたが、来年はもっと多くの県が優勝争いに絡めば、もっともっと面白くなりそうですね。

 

駅伝最弱と言われ続けている沖縄県

 気温の関係で長距離走に向いていないのか、箱根駅伝が放送されていないからか、沖縄県は代々駅伝が弱いです。今回は46位。今年も中継ではなかなか映らない場所でした。

 1人でも有力選手が走れば一気にムードも変わりそうですけどね。沖縄県出身で現在1番強い選手って誰でしょうかね。

 

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和5年初場所編

 照ノ富士の復帰。霧島の綱取り。琴ノ若大関取り。今場所は分かりやすい注目点があります。

 スタミナを不安視される照ノ富士ですが、どちらかといえば終盤よりも序盤に星を落とすことが多い印象です。とにかく滑り出しさえ上手くいけば、尻上がりに優勝も狙えると思います。まずは皆勤を絶対にしたいところですね。

 綱取りとなる霧島。すぐにでも出てくるかと思われたもう1人の横綱はなかなか現れず、照ノ富士の1横綱時代は朝青龍白鵬に次ぐ歴代3位と、かなり長い部類になってきました。圧倒的な1強時代だった過去とは違い、横綱不在が多いにも関わらず、この結果はなかなかの珍事です。一時の勢いではなく、上り調子でここまでやってきた霧島。今度こそ、新横綱誕生となるでしょうか。

 ここ最近は、毎場所のように大関挑戦者がいました。最短距離の力士がコロコロ入れ替わり、今度は琴ノ若。現実的には足場固めの場所ですが、最低でも11勝は欲しいところ。一度足踏みが始まるとながくかかってしまう地位ですから、三役から1度も落ちずに来ている今、決め切りたいですね。

 

 

大穴狙い幕内最高優勝予想

剣翔 東前頭11枚目

 先場所後半の強さで、何か掴んでいてくれれば面白いなという話。元々七色の立ち合いを持つ力士で、ふとした瞬間に上位を持って行ってもおかしくありません。幕内下位がほとんどであるが故に、未知数さに期待しました。

 

その他注目力士

若隆元 西三段目3枚目

 大波3兄弟の長男で、3人同時関取が期待されてきましたが、幕下上位の壁を破れず、今場所6年ぶりに三段目まで下がってしまいました。年齢的にも、三段目優勝をするくらいでないと、関取は厳しくなります。ここは反転攻勢に期待したいですね。

 

冨蘭志壽 西三段目52枚目

 基本的に各部屋1人ずつの外国人力士。冨蘭志壽は、あの式秀部屋の外国人力士です。随分と長く部屋にいますが、今場所地味に自己最高位。何か覚醒があったのでしょうか。

 

千代狼山 西序二段65枚目

 名前がかっこいい。

 

第100回箱根駅伝2024順位予想

 いよいよ記念の100回大会が迫ってきました。学生連合が無いのは非常に残念ですが、今年も注目ポイント満載です。

 

 全日本大学駅伝(感想書いてなかった)は終わってみれば、駒澤大学の圧勝。最強青山学院がひと段落ついたら、さらにそれを上回るチームが出てきたようです。角界朝青龍1強時代が終わると同時にもっと強い白鵬1強時代がやってきたみたいな話ですね。

 しかし圧倒的本命でも勝てるとは限らないのが、箱根駅伝の恐ろしいところ。駒澤大学に追いすがるチームがいるのか、ドキドキです。

 

 毎年予想でシードチームはほとんどピタリと当てるのに、なぜか優勝予想だけ毎回外れます。今回は駒澤大学が優勝予想なんですが、果たして・・・

 

 

 

本命(優勝最有力)

駒澤大学 前回1位 出雲1位 全日本1位 10000m平均1位 ハーフ平均1位

 全部の指標が1位なので、普通に考えればこうなります。圧倒的な実力がある上に、前回大会で好走した登り下りは両方1年生(今回2年生)。もはや死角無いといった様子で、どこまで凄い記録を出すかのほうが注目されそうです。

 

対抗(本命に次ぐ勢力)

國學院大學 前回4位 出雲4位 全日本3位 10000m平均8位 ハーフ平均2位

 中央大学と迷いましたが、ハーフの差でこちらを上位に予想。安定感でもやや分があるように思えます。ハーフ平均はなんと駒澤とほぼ同タイム!で、3位の青山学院に30秒もの差を付けています。山要因もいるので、箱根には相当仕上がった状態で臨めそうです。

 

単穴(ダークホース期待)

中央大学 前回2位 出雲7位 全日本4位 10000m平均3位 ハーフ平均4位

 大きな期待を背負って臨んだ今季でしたが、ここまではまだ実力を発揮できていないようです。早いには早いのですが、元々は駒澤を競るのではと予想されていましたからね。大エース格の選手が何人もいるので、あとは本番に合わせることができるかどうかといったところでしょうか。こちらも山対策は問題なし。最多優勝チームの復権はなるでしょうか。

 

連下(上位安定)

創価大学 前回8位 出雲2位 全日本6位 10000m平均6位 ハーフ平均7位

 不安で始まったシーズンでしたが、吉田響の加入で一変しました。まだまだ底を見せておらず、本人が公言するように5区で区間記録に迫るようなことがあれば、一気に上位進出も見えてきます。今回の結果は、吉田響にかかっていると言って良いでしょう。

 

大東文化大学 前回16位 予選会1位 全日本7位 10000m平均5位 ハーフ平均8位

 個人的に今回イチオシのチーム。予選会トップで勢いに乗りますが、それだけではありません。平均タイムは単純な数値以上に、そのシーズンどれだけ自己記録を更新したかが駅伝の結果に出やすいです。不思議なことに、3位から5位に平均が落ちたチームよりも、10位から6位に上がったチームのほうが好成績になることが多く、かなり信頼できる情報だと考えています。大東文化大学は丸1分更新という考えられないような伸びを見せており、今回台風の目になるのではないかと期待しています。

 

城西大学 前回9位 出雲3位 全日本5位 10000m平均9位 ハーフ平均13位

 ここから先は判断が難しいですが、駅伝で結果を残していること、前回大会の出走者が全員チームに残っていることから、城西大学が一歩抜け出していると感じます。もちろん、少数の主力が引っ張るチームだけに箱根では不安もありますが、それでも他より強いのではと。

 

大穴(期待値は低いが爆発力あり)

青山学院大学 前回3位 出雲5位 全日本2位 10000m平均2位 ハーフ平均3位

 優勝候補として挙げられることが多いだけに、ここに置くのは変という意見もありそうですが、今一つ長い距離では信用しきれない面があります。思い出してみれば、主力がごっそりと抜けて始まったシーズンでした。その影響は決して小さくないと思います。それに10000m平均は大きく伸びていますが、ハーフ平均はあまり伸びていないんですよね。一方で、何の根拠もありませんが、優勝という一点だけを見れば怖くも感じるのがこのチーム。なので、この位置に置いてみました。

 

その他注目

東洋大学 前回10位 出雲8位 全日本14位 10000m平均11位 ハーフ平均6位

 名門チームの伝統が軒並み途絶え、気が付けば最も長くシード権を維持しているのは東洋大学に。その東洋大学は、最大のピンチを迎えていると言っても良いでしょう。前にシード権が危ないと言われた時には、エースと呼ばれる選手がいました。実際にジャンプアップ区間があるおかげでシード圏内に滑り込んでいました。しかし今の東洋大学にはゲームチェンジャーはいません。お決まりになった主力(今回は石田)のエントリー漏れもあり、東洋推しとしては悲観的になってしまいます。

 それでも、東洋大学には持ちタイムがあります。ハーフ平均6位は普通にシード級。それが東洋大学の箱根での強さに繋がってきました。つまり、実力通りに走ることができればシードは取れるということです。5区は誰が走るのでしょうか。まさかの松山?1年の馬場にそのまま任せるのも面白いかも知れません。

 

21連単(全部当たったら奇跡)

1位 駒澤大学

2位 國學院大學

3位 中央大学

4位 創価大学

5位 大東文化大学

6位 青山学院大学

7位 城西大学

8位 明治大学

9位 早稲田大学

10位 順天堂大学

11位 東洋大学

12位 法政大学

13位 東海大学

14位 中央学院大学

15位 帝京大学

16位 日本大学

17位 駿河台大学

18位 日本体育大学

19位 神奈川大学

20位 立教大学

21位 山梨学院大学

22位 国士舘大学

23位 東京農業大学

大相撲令和5年九州場所感想&初場所番付予想

 大関霧島の優勝で終わった九州場所。来場所は、貴景勝に代わって綱取りの場所となります。

 1年を通じて、猛稽古で知られる力士集団にとって躍進の1年となりました。霧島だけでなく、次の数年間を支配するであろう力士が順当に育ってきました。新旧勢力が入り乱れる今、来年には全く違った景色が見られるかも知れません。

 

連続準優勝の熱海富士

 連続というのはそれだけ価値があります。来場所は間違いなく上位総当たりの番付。よくある一時的な勢いの力士なのか、それとも本物なのか、初場所でその答えは出るでしょう。

 

あと一歩届かなかった北磻磨

 先場所注目していた北磻磨は、かなりの善戦でした。

大相撲令和5年秋場所感想&九州場所番付予想 - 化けない狐のB級応援! (hatenablog.com)

 6連勝であと1勝すれば関取再昇進というところまで来ましたが、残念ながら幕下優勝ならず。それでも、来場所はさらに大きく番付を上げ、幕下5枚目以内も期待できます。ここまで来たのなら、何としてでも再昇進を勝ち取ってほしいですね。

 

大凛山の序二段優勝は地味に凄い

 序ノ口~三段目あたりまでの優勝力士は、下から勝ちっぱなしで上がってくる実績のある大卒力士や、故障で一時的に番付を下げた実力者の場合がほとんどです。結果的にあまり驚きのない各段優勝になります。今場所も大卒の城間が先場所の序ノ口優勝に続いて勝ち切るかと思われましたが、決定戦を制したのは大凛山でした。

 この力士は、何と相撲経験なしでの入門。それも、入門当初は序ノ口でも負け越していて、先場所も序二段で3勝4敗。決して目立つような力士ではありませんでした。ところが今場所突如覚醒。テレビ放送もある華やかな舞台で序二段優勝を果たしました。まだまだ道のりは長いですが、いずれこのような力士が上まで来るのではとの夢も膨らみます。

 

場所前に注目していた力士たち

玉鷲 西前頭12枚目 9勝6敗

 今場所はそれなりの成績。来年を取り切れば40歳にも到達する大ベテランですが、どこまで年長記録を伸ばすことができるでしょうか。とにかく、大負けしないことが大切です。

 

若隆景 東幕下6枚目 5勝2敗

 故障明けと考えれば、まずまずの成績。序盤で2敗した時はどうなることかと思いましたが、徐々に相撲勘を取り戻しつつあるのでしょうか。豊ノ島はここから長くかかりました。まずは初場所で早々に関取復帰を決めたいですね。

 

琴太豪 東幕下16枚目 4勝3敗

 ひとまずは勝ち越し、来場所は幕下15枚目圏内に入ってきます。4勝を続けてもなかなか上がれないのが幕下上位。あと1つ多く勝てるかどうかで明暗が分かれることでしょう。

 

朝走雷 西三段目81枚目 2勝5敗

 壁に跳ね返される形となりましたが、三段目力士の本間にも勝ちました。まだまだ勝負は始まったばかり。来場所に期待しましょう。

 

 

令和6年初場所番付予想

 

照ノ富士 横綱

  霧島 大関 豊昇龍

     大関 貴景勝

 大栄翔 関脇 琴ノ若

  高安 小結 宇良

熱海富士 前1 翠富士

 若元春 前2 豪ノ山

  阿炎 前3 翔猿

  竜電 前4 錦木

  正代 前5 北勝富士

 金峰山 前6 湘南乃海

 一山本 前7 北青鵬

 朝乃山 前8 御嶽海

 平戸海 前9 明生

  玉鷲 前10 佐田の海

  剣翔 前11 王鵬

 隆の勝 前12 妙義龍

 美ノ海 前13 遠藤

 琴勝峰 前14 阿武咲

  友風 前15 大の里

 武将山 前16 宝富士

 島津海 前17 碧山

 

 大奄美 十1 水戸龍

 錦富士 十2 東白龍

 玉正鳳 十3 狼雅

 琴恵光 十4 北の若

千代翔馬 十5 欧勝馬

 時疾風 十6 高橋

   輝 十7 獅司

志摩ノ海 十8 紫雷

 朝紅龍 十9 尊富士

 大翔鵬 十10 白鷹山

 欧勝海 十11 栃武蔵

 對馬灘 十12 英乃海

  勇麿 十13 千代丸

 千代栄 十14 天空海

 

 天照鵬 下1 嘉陽

 若隆景 下2 北磻磨

 貴健斗 下3 千代の海

 聖富士 下4 木竜皇

 羽出山 下5 矢後

 

 ようやく長く続いた三役増枠時代が終わりそうです。第一人者こそいませんが、軒並み活躍力士が定まりつつあり、照ノ富士の乱調で伸びていた戦国時代も平定されつつあります。

 三役の入れ替えはほぼ決まり。宇良は念願の新三役です。楽しみですね。

 幕内と十両の入れ替えは、ここも順当で5枠。上がれる力士も5人、下がる力士も5人で、迷う余地も無さそうです。ここ最近は入幕していきなり大暴れの力士が目立ちましたが、今場所は大人しめでしたね。狼雅と北の若は入門当初から注目されてきましたが、やや停滞している印象を受けます。初場所は、期待の大の海が幕内でどれだけやれるかにも注目です。

 十両と幕下の入れ替えが難しいです。最後の枠を天照鵬と對馬灘が争いますが、千秋楽の入れ替え戦にはどちらも勝利しました。6枚目からの昇進がなくはないので、嘉陽が上がるという目もありますが、本命ではなさそうです。

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和5年九州場所編

 今場所も北の富士さんは休場。今年はほぼずっと入院されていたようなので、とても心配です。照ノ富士の休場は予想されていたものなので仕方ありませんが、直前に肉離れを起こしていた朝乃山もやっぱり休場。いきなり不穏な幕開けとなりました。

 綱取り?の貴景勝。これでもし微妙な数字での連覇となれば横綱昇進になるのか。怖いもの見たさで11勝での連続優勝なんてのも面白いですが、きっと荒れるでしょう。

 角番大関がようやくいなくなって、今場所は一安心。大関チャレンジは琴ノ若が優勝するような大勝ちならあるいは、といったところでしょうか。貴景勝ともども、微妙なラインです。

 

 

大穴狙い幕内最高優勝予想

北青鵬 東前頭7枚目

 期待の新星として注目されている北青鵬ですが、先場所の連勝もあって、そろそろ覚醒しような雰囲気を感じさせます。番付が上がったことは、むしろ初見殺しのようになって有利に働く可能性もあるのではないでしょうか。

 

 

その他注目力士

玉鷲 西前頭12枚目

 ベテランと呼ばれるようになってから急覚醒を見せ、長く上位を荒らし、2回も優勝している実力者ですが、ここ最近は翳りが見え始め、幕内下位で今場所を迎えました。2年前に落ちた時には反転攻勢で再び上位へと戻りましたが、年齢も上がった今回はどうでしょうか。大抵こういった時にはそのまま踏みとどまれない力士が多いです。一方で、この地位では無敵という状態になれば3度目の優勝すら夢ではありません。どういった展開になるのか、楽しみなところです。

 

若隆景 東幕下6枚目

 4場所ぶりに復帰。ところが、昇進に関して圧倒的に有利な幕下5枚目にはあと半枚届かず、関取復帰には全勝が求められます。本来であれば大関候補筆頭だったはずの力士。故障明けでどこまでやれるでしょうか。

 

琴太豪 東幕下16枚目

 こちらも半枚足りず。全勝しても、よっぽどの事がない限りは関取にはなれない地位です。それでも、諦めの悪い力士は帰ってきました。もう何度目かも分からない関取へ向けた挑戦のため、1番でも多く勝っておきたいところです。

 

朝走雷 西三段目81枚目

 元陸上選手という変わり種。ここから「町の力持ち」から「本物の力士」に変わると言われる三段目までやって来ました。この地位でどこまでやれるか、楽しみですね。