化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

100回箱根駅伝予選会感想~魔物は連続出場中~

結果

1位 大東文化大学 前回1位→本戦16位  予想6位

2位 明治大学   前回2位→本戦12位  予想3位

3位 帝京大学   前回シード→本戦13位 予想4位

4位 日本体育大学 前回5位→本戦17位  予想11位

5位 日本大学   前回13位       予想16位

6位 立教大学   前回6位→本戦18位  予想10位

7位 神奈川大学  前回11位       予想8位

8位 国士舘大学  前回10位→本戦19位  予想9位

9位 中央学院大学 前回12位       予想2位

10位 東海大学   前回9位→本戦15位  予想5位

11位 東京農業大学 前回17位       予想11位

12位 駿河台大学  前回19位       予想15位

13位 山梨学院大学 前回7位→本戦14位  予想7位

14位 東京国際大学 前回シード→本戦11位 予想1位

15位 麗澤大学   前回14位       予想13位

 

 

気になったチーム

 トップ通過の大東文化大学は、持ちタイムが速い一方で後方に弱みがあり、期待と不安が入り交じっていました。今回はほとんどの選手が想定を上回る走り。ワンジルの棄権があってもトップ通過になりました。前回の本戦でワンジルのブレーキから早々に流れを失ったイメージを払拭するレースとなりました。

 

 4位通過の日本体育大学は、予選会に強いですね。毎度毎度今回こそは危ないと言われながら、全く危なげなく通過していきます。10番目の選手ですら135位でした。ただ、選手層が厚いかと言えば、そういう訳でもなさそうです。11番手以降から急激に記録が落ちていること。本戦でなかなか勝てないのはこの辺りに悩みを抱えているからでしょうか。

 

 10位通過の東海大学。各方面でトップ通過が予想されていましたが、主力を欠いていてかなり不安を抱えた中での出走でした。こういった時に毎度粘れなかったのが東海大学、順位だけを見ればまたいつもの東海大学かとおも思えます。しかし内容を見ると、そこまで悪いものではありません。今回は枠も多いため、無理にトップ通過を狙わず安全策で各自が走った印象。作戦通りだったのではないでしょうか。思ったよりも他チームが速かったので冷や冷やしましたが、ここに主力陣が帰ってくれば本戦でも充分戦えそうです。

 

 11位通過の東京農業大学は10年ぶりに帰ってきました。今シーズンは当初から大きな期待を受けていました。こういったチャンスを逃すとまた長くかかるので、通過できて本当に良かったです。

 

 一方で衝撃的だったのが14位で予選落ちとなった東京国際大学。今回の魔物枠はここでした。元々は最強留学生ヴィンセントと日本人エース丹所が卒業し、ピンチから始まった今シーズンでした。そこからヴィンセント以上と言われるエティーリが加入し、留学生に頼らず脇を固める選手も育ったので一転トップ通過も期待されていました。

 エティーリのアクシデントは不運でしたが、それでもチームトップの成績でブレーキになった訳ではありません。他の選手の分で充分カバーできるチームのはずでした。確かに準エース格の選手もいたのですが、6番手以降に急落しました。11番手では300位を超えたので、選手層の薄さが出た印象です。派手な上位陣に目が行くチームですが、これまで繋ぎの選手の力も大きかったのだと感じます。3秒差で通過した山梨学院大学もそっくりの個人順位でしたが、最後の最後で留学生のタイム差で決着となってしまいました。

 このままシード常連になるのかなと思われたところから2年で予選落ち。競争の激しさを物語っています。

 

 麗澤大学はまたしてもあと一歩及ばずに15位。出場圏内とはかなりタイム差がありました。チーム7番手から200位を超え、チーム10番手は今回349位。まだ頭数が不足している印象でした。本戦出場へ向けては、200位以内を8人、チーム10番手を250位以内くらいにしたいところです。

 

 

掲示板争い

 ここまでが恒例の?掲示板争い。前回出場していた専修大学も外れました。ただ、18位の専修大学と19位の日本薬科大学とでは4分近い差があり、今回はここに差があるように感じました。