箱根駅伝予選会が近づいてきました。いよいよ大台の100回を数える大会であり、関東以外のチームも参加できることで盛り上がってますね。
関東以外勢の予選突破可能性を持ちタイムで考えると、最も強いであろう立命館大学や京都産業大学といったところで、ここ数年の桜美林大学(前回27位)くらい。ハーフの不慣れ具合を考えれば、もう少し難しいと考えれば、相当厳しい数字だといえます。とはいえ、前回の立教大学や、96回の筑波大学など、ほぼ想定されていなかったチームのサプライズ突破が無い訳ではありません。特に今年はこの箱根駅伝予選会へ向けてハーフの練習もしているでしょうし、例年とは違う状況の中で未知数だと言えます。世間を驚かせる走りを見てみたいですね。
歴代の関東以外で参加したチーム一覧
関西大学 3回
立命館大学 1回
福岡大学 1回
日本学連選抜 1回
気になるチーム
キーポイントとなりそうなのがこの東海大学です。ほんの数年前の優勝からずるずると下がってきていますが、今回持ちタイムでは圧倒。チームの10000m平均タイムは青山学院も上回っており、予選のみならず、本戦でも上位進出が望めそうな力があります。
一方でエースの離脱という大きすぎる不安要素が。調整が上手くいっていないという話も耳にします。伝統的にピーキングは決して得意なほうではありませんし、トップ通過予想からまさかの予選落ちとなった89回と似たような不穏な空気感も流れています。
果たしてどちらに転ぶのか、今回1番読めないチームです。
毎年の風物詩だった大根踊り。それが何の前触れもなく箱根路から姿を消し、気が付けばはや10年。輝きが過去のものになりつつあります。ところが一転、今シーズンは久々の全日本大学駅伝に出場。箱根路にも返り咲きへ向けてまたとないチャンスです。果たして本戦に大根踊りは帰ってくるのでしょうか。
創価大学、東京国際大学、駿河台大学。ここ10年で初出場を果たしたチームです。こういったチームと並んで次の出場チームだと言われ続けていたのが麗澤大学でした。しかし毎度あと一歩のところで泣き続け、機を逸してしまった感があります。今シーズンはその悔しさをぶつけるように好記録を出し、以前の初出場候補の状態にまでは戻してきたように見えます。増枠となっている今回、悲願達成となるでしょうか。
予選会順位予想(通過13チーム、左が上位予想)
トップ通過
トップ争い
通過有力候補
当落線上(通過内)
神奈川大学、国士舘大学、立教大学、日本体育大学、東京農業大学、麗澤大学
当落線上(通過外)
全て上手くいけばのワンチャンに賭ける