化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

大相撲令和6年春場所感想&夏場所番付予想

 好事魔多し。まさかこんな展開になるとは。尊富士が車椅子で退場した14日目には一気に不穏な空気が漂いましたが、強行出場の末に勝ってしまいました。ちょっと信じられないような強さです。

 大の里もよく頑張りました。普通こういった力士が差を付けられるとそのままフェードアウトしますが、最後の最後まで残りました。

 最後まで優勝を争った2人は、どちらが優勝しても記録的な優勝でした。大の里は付け出し出身ながら6場所目。こちらは大銀杏どころか髷すら結えない力士です。

 ベテラン勢が軒並み苦しい場所となり、また一段と世代交代が進んだ印象です。

 

 一時の平幕優勝連発の時期とは異なりここ最近は土俵の秩序は安定しつつありましたが、今場所は空気感が違っていましたね。2桁白星の大関が2人いたあたり極端に荒れた訳ではありません。それでも、それを上回る力士がいました。

 

 照ノ富士は残念ながらまたしても連続皆勤ならず。そろそろもう1人横綱が欲しいところですね。連続で関脇を守っていた大栄翔は負け越し。やはり大関への挑戦は1度逃すと長くかかってしまいます。

 

 

場所前に注目していた力士たち

豪ノ山 西前頭6枚目

 終盤まで優勝戦線に残っていました。来場所はいよいよ上位総当たり。どこまでやれるのか、ドキドキですね。

 

北磻磨 東十両14枚目

 今場所も勝ち越しならず。15日間戦うのが本当に大変なことだと分かります。果たして次の関取復帰は叶うでしょうか。

 

千代丸 東幕下筆頭

 1場所で復帰できそうです。そろそろベテランの域ですが、ここから反転攻勢へ持っていけるでしょうか。

 

 

夏場所番付予想

 三役は順当にいけば、大の里が嬉しい新三役となりそうです。

 気になる尊富士は通常であれば明生の次くらいの番付になります。しかし徳勝龍や照ノ富士の例を考えると、平幕下位で優勝した力士は単純計算以上に番付が上がる傾向(優勝ボーナス?)なので、4枚目と予想しました。

 幕内中位はかなり組みにくい状況で、辛めの番付になる可能性がありそうです。特に錦木の置き場所が難しいですね。三役の大負けはあまり落ちない印象があるので、玉鷲よりも上に置いてみました。下位は一転して激甘番付になりそうですね。

 幕内と十両の入れ替えは微妙なところ。迷ったら入れ替えない傾向が強いため、妙義龍は残留と予想しています。ここが落ちるのであれば、宝富士と友風にもチャンスが生まれます。

 十両下位は幕内以上のラッキー番付に。昇進候補がいないので、8勝でも一気に番付が上がりそうです。下がり幅も控えめになっています。

 十両と幕下の入れ替えは、順当に決まりそうです。かつてスピード出世だった塚原は随分と長くかかって念願の新十両になりそうです。

 

照ノ富士 横綱

 豊昇龍 大関 琴櫻

 貴景勝 大関 霧島

 若元春 関脇 阿炎

 朝乃山 小結 大の里

熱海富士 前1 平戸海

 大栄翔 前2 豪ノ山

  高安 前3 翔猿

 尊富士 前4 王鵬

  宇良 前5 阿武咲

  明生 前6 翠富士

 御嶽海 前7 隆の勝

  錦木 前8 玉鷲

 琴勝峰 前9 正代

湘南乃海 前10 金峰山

佐田の海 前11 一山本

北勝富士 前12 水戸龍

 錦富士 前13 美ノ海

  剣翔 前14 勝馬

  竜電 前15 狼雅

 時疾風 前16 大奄美

 妙義龍 前17

 

 宝富士 十1 友風

 大翔鵬 十2 武将山

  遠藤 十3 千代翔馬

 東白龍 十4 輝

 朝紅龍 十5 北の若

  白熊 十6 獅司

 若隆景 十7 英乃海

 島津海 十8 伯桜鵬

 白鷹山 十9 千代栄

  紫雷 十10 玉正鳳

 阿武剋 十11 碧山

 欧勝海 十12 對馬洋

志摩ノ海 十13 塚原

 風賢央 十14 千代丸

 

 琴手計 下1 嘉陽

 空海 下2 大青山

 生田目 下3 木竜皇

 荒篤山 下4 大翔丸

  吉井 下5 徳之武藏