1月遅れての。
青山学院の優勝で終わった記念大会。順位予想では、「何の根拠もないけど怖い枠」としていましたが、実際その通りになりました。駒澤大学が王道の強さだとすれば、青山学院はわけの分からない強さです。
どこにもここまで走れるというデータはありません。初出走や故障明けの選手が次々と爆走しました。しかも、青山学院が先頭に立った瞬間に強風で中継車の影に入ることによる先頭効果が1番発揮されるコンディションになりました。気温が上がると不利と言われる中で気温が下がり、山で厳しくなってきたタイミングで雨が止むなど、導かれるように青山学院に有利な条件がどんどん重なってきたように思います。
山の神
異常なまでの高速化によって軒並み過去の区間記録が消えていますが、今の今まで残り続けてきたのが今井の記録でした。今回、城西大学の山本があと一歩まで迫りましたが、僅かに及びませんでした。元々山の妖精という呼び名には個性があり、印象に残っていたので、このまま妖精で良いと思いますね。
山の神という称号は、単純な区間新記録ではなく圧倒的な傑出度込みです。高速化した現在であれば、1時間7分台を出すくらいで初めて山の神と呼ばれるのではないでしょうか。
今年も目立たなかった留学生
前回大会でも触れましたが、今回は区間賞すらなし。他の駅伝では軒並み大活躍しているだけに、箱根駅伝での特殊事情といえそうです。高校駅伝ではついに最短区間のみの起用になりましたからね。区間は制限されていないにも関わらず、ここ最近の優勝校に留学生はいません。
予想順位との差
今年は予想があまり当たりませんでした。持ちタイムも前回の区間順位も、あまりアテにならなかった大会だったと言えるかも知れません。
1位 青山学院大学 +5
2位 駒澤大学 -1
3位 城西大学 +4
4位 東洋大学 +7
5位 國學院大學 -3
6位 法政大学 +6
7位 早稲田大学 +2
8位 創価大学 -4
9位 帝京大学 +6
10位 大東文化大学 -5
11位 東海大学 +2
12位 国士舘大学 +10
13位 中央大学 -10
14位 立教大学 +6
15位 日本大学 +1
16位 日本体育大学 +2
17位 順天堂大学 -7
18位 駿河台大学 -1
19位 中央学院大学 -5
20位 明治大学 -12
21位 神奈川大学 -2
22位 東京農業大学 +1
23位 山梨学院大学 -2