化けない狐のB級応援!

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98回箱根駅伝予想!!!

 待ちに待ったこの時がやってきました。いつも始まるまでが一番どきどきします。

 前回大会は波乱の大会でしたが、今回はどうなるでしょうか。出雲や全日本ではエースと呼ばれる選手達が順調な仕上がりを見せていましたが、なぜか箱根になると順当にいかないことが多いのが不思議ですね。

 下馬評では駒澤と青山学院が強いと言われているようですが、あまり万全では無さそうな情報があります。かといって対抗馬にもそれぞれ不安があり、今年も荒れそうな空気が流れつつあるようです。

 箱根駅伝の距離を考えればハーフ記録が1番参考になりますが、全員が出ている訳ではないだけに、やはり走ってみなければ分からない面が大きいです。そう考えれば、前回大会から残っているメンバーが1番信頼できそうです。

 

 

 

本命(優勝候補筆頭) 早稲田大学 前回6位

 前評判的にはやや違和感のある予想なのでかなり迷いましたが、有力校が軒並み不安要素を抱えている中、1番安定しているチームなのではないでしょうか。ずっと山さえ何とかなればと言われ続けているチームなので、元々順位以上の力はあります。今回は1年生の伊藤が登るそうですが、かなりの適性があるそうです。もしもここが上手くはまれば、他の区間は充分優勝候補と言えるだけの力があるので、そのまま逃げ切りそうです。

 

対抗(優勝候補2番手) 駒澤大学 前回1位

 圧倒的な戦力を誇る駒澤大学。本来は独走してもおかしくありませんが、どうにも箱根とはあまり相性が良くありません。毎年のように優勝候補と言われながら、横から優勝をさらわれてきました。前回大会で念願の優勝を果たしましたが、これは最終区で創価大学区間最下位のブレーキを起こしたために転がり込んできた優勝で、9区までは絶対勝てそうな場面なのに勝てない駒澤でした。距離適正の問題なのか、思ったほどタイムが伸びない選手が多い印象です。今回は山の不安が大きいという点も、本命予想しづらかった理由です。田澤はヴィンセントに勝った事もある実力者ですが、2区ではそこまで差を付けられないと思います。それでも、総合力は断トツです。実力を出し切ることができれば、優勝どころか圧勝も見えてくるでしょう。

 

単穴(ダークホース期待) 創価大学 前回2位

 前回は盛り上げましたが全日本大学駅伝予選会での大惨敗があり、今季の評判は必ずしも高いものではありませんでした。全日本の結果が無いだけに評価が難しいですが、ここ半年で猛烈な巻き返しを見せています。特に往路は万全で、強い留学生、日本人エース、山要因と主要区間をしっかりと抑えられています。往路優勝を取ることができれば、先頭効果で実力以上の力が出ます。相変わらず長い距離ほどタイムが良くなっているので、今年もかき回しそうです。

 

連下(上位安定) 青山学院大学 前回4位

 元々は本命に挙げる予定でした。しっかりと本番に合わせてくる力はナンバー1。駒澤大学に対してもこの部分でアドバンテージを取ることができると考えていました。ところが本番直前に暗雲が立ちこめているようです。主力に故障が出ているらしく、ベストメンバーを組むことができませんでした。それでも普段の青山学院ではそれを補うことができますが、箱根になると今年も山への不安が付きまといます。前回復路優勝、出雲で2位、全日本でも2位と大崩れしない安定感はありますが、勝ち切れていない分本当に強い時と比べると脆い印象もあります。優勝するとすれば、復路での逆転。あまり往路で差が付きすぎると去年のように追いつけない可能性が大きいので、遅れすぎない事がポイントになりそうです。自己新を直近に記録している選手が多いのも好印象。これまで無名だった選手が快走すれば、遅れを取り戻すことはできるはずです。

 

連下(上位安定) 順天堂大学 前回7位

 持ちタイムでは駒澤に次ぐものを持っています。前評判も高いです。それでも優勝候補にしなかったのは、どの駅伝でも毎回どこかでブレーキが出てしまうためです。好走とは言わないでも無難に走れば優勝も見えてくるはずですが、なぜか大きく後退しています区間がある印象です。また、エースの三浦はあまり積極的に行くタイプでもないので(並走して最後に少し抜け出すのが得意)、大逃げやごぼう抜きは難しいように思えます。それを踏まえて、優勝にはまだ届かないと予想しました。

 

連下(上位安定) 國學院大学 前回9位

 ここ数年で強豪校と言えるだけの力を付けつつあります。全日本でも4位に入りました。山も無難には走るでしょう。ただ、優勝を狙うには7~8番手以降がやや弱い印象です。箱根駅伝では区間による距離の差が少ないので、繋ぎ区間も軽視できません。それでも、確実に上位には入ってきそうです。

 

大穴(期待値は低いが爆発力あり) 日本体育大学 前回14位

 今年度が始まった頃から今の世代は危ないと言われ、苦しみ続けました。通過自体が危ぶまれた箱根予選会では予想を覆し3位に入りましたが、全日本では15位と散々な結果に。ただ、この結果だけが全てではありません。全日本はベストメンバーというよりもお試しメンバーだったので、本来の実力はやはり箱根予選会3位のほうと見るべきです。また、この1年で他のどの大学よりも伸びたのが日本体育大学です。毎年直前に伸びたチームはタイム以上の順位になることが多いので、その枠に入れるでしょうか。キーになりそうなのは4区です。ここで上手く走れば下馬評を覆して上位進出もありますが、ここで遅れてしまうと一気に厳しくなります。ここを乗り越えてまさかの躍進を期待しましょう。

 

その他有力校

東洋大学 前回3位

 ダメだと言われた年でもなんだかんだで上位に入るチームです。これまでも度々ピンチを乗り越えて来られたのは、長い距離への適性があったからです。ですが、今シーズンは本当の本当にピンチです。シードを落とした全日本と比べると調子は上向いているそうですが、あまり伸びた選手も居ない様子で、どうしても戦力的には見劣りしてしまいます。1番信頼できる宮下が今年も5区なので、ここに賭けることになりそうです。

 

東京国際大学 前回10位

 今シーズンは大いに盛り上げました。出雲では期待通りの優勝、厳しいと思われた全日本でも途中まではトップを走りました。ヴィンセント頼みのチームからは脱却しつつあります。ただ、日本人選手も強くなってきているとはいっても、チーム順位としてトップを走っていただけで区間順位を見ると丹所以外はそこまで良くありません。また、基本的に短い距離のほうが得意なチームなので、箱根ではそれなり程度の順位かなと思います。

 

20連単 当たったら凄い

1位 早稲田大学

2位 駒澤大学

3位 創価大学

4位 青山学院大学

5位 順天堂大学

6位 國學院大学

7位 帝京大学

8位 中央大学

9位 東京国際大学

10位 東洋大学

11位 東海大学

12位 明治大学

13位 山梨学院大学

14位 日本体育大学

15位 中央学院大学

OP  関東学生連合

16位 専修大学

17位 国士舘大学

18位 神奈川大学

19位 駿河台大学

20位 法政大学