化けない狐のB級応援!

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97回箱根駅伝予想!!!

 今年も箱根駅伝の季節がやって来ました。

 コロナ騒動が続く中、記録会も例年通りとはいかず各校の力がなかなか測りづらい部分があります。それだけではなく、今年は戦力が非常に拮抗しています。戦国駅伝と毎年のように言われていますが、実際にはおおよその展開が予想されていました。しかし今年は本当の意味での戦国駅伝になりそうです。

 ここ最近では一番予想が難しい回だと思います。面白そうに思えますが、こういう時に限って意外な大学が独走したりすることもあるんですよね。

 

 昨年度から残留しているメンバー、全日本の結果、ハーフの持ちタイムに加えて、今年どれだけ伸びたかで予想していきます。一見あまり関係無さそうですが、意外なほどに相関性があるんですよね。本番でさらに成長をするということでしょうか。

 一方でよくデータに使われる10000メートルの持ちタイムは参考記録程度かなと思っています。あとは山ですね。山の強弱でプラスマイナス5位くらいは変動するので。

 

 かなり攻めた予想をしてみました。当たった時に自慢したいので笑

 

本命(優勝候補筆頭):明治大学 前回6位

 ここは明治大学を挙げます。今年一番伸びたチームはここでしょう。毎回、伸びのあるチームは持ちタイムよりかなり順位が上がる傾向があります。その持ちタイムにしても2番目の記録を誇っており、立派な優勝候補と言えるでしょう。

 比較対象となるのは駒澤大学ですが、山を安心して任せられる選手がいる分明治大学に分があるかと思われます。何よりも強いのは、全日本で2桁順位が1人も居なかった事です。出走人数の多い箱根では、9番手以降の戦力が重要です。そこが充実しているのであれば、箱根ではさらに成果が挙がるはずです。

 かつて青山学院大学と並んで次の黄金チームと予想されながら明暗がくっきり分かれました。しかし予選落ちからわずか数年でこのV字回復。ドラマを予感させます。

 

対抗(優勝候補2番手):駒澤大学 前回8位

 持ちタイムでは圧巻の成績。全日本も制しました。2000年代の常勝校もここ最近はシルバーコレクターの印象が強くなっていましたが、戦力のバランスも盤石。大きな死角は見当たりません。唯一不安なのは、全日本では強くても箱根で勝ちきれないというレースが多く、額面割れする事が多かったということでしょうか。

 85回、89回、90回、91回と優勝候補筆頭に挙げられながら度々ダークホースにさらわれ、その結果長らく優勝から遠ざかることになっています。序盤の出遅れは厳禁、少なくとも3区~4区にはトップと差の無い3番手以内に入っておきたいところです。

 

単穴(ダークホース期待):青山学院大学 前回1位

単穴(ダークホース期待):順天堂大学 前回14位

 

 ずるいかも知れませんが、どうしても絞りきれず。両方挙げるほうが自然に感じられました。

 前回大会では黄金世代が抜け苦戦が予想される中、見事な優勝を飾った青山学院大学。今回はというと、そこまでの勢いは感じられません。前回は持ちタイム下位から一気にトップまで上がってきていましたからね。それでも、優勝のためのノウハウはただならぬものがあります。一度優勝したチームが黄金時代を築きがちなのは、優勝の味を覚えるからだと言われています。

 順天堂大学はかねてよりダークホースと目されています。末恐ろしいのではなく今恐ろしい化け物三浦だけではなく、今の1年生は役者揃いです。大エースがいて、選手層も厚い!全日本では転んだように思えますが、距離の異なる全日本よりもハーフ距離の予選会のほうが参考になりそうです。首位は予想されていたとはいえ、あそこまでの圧勝は誰も予想していなかったでしょう。持ちタイムも10000メートルよりハーフのほうが強いですし、箱根本番になれば真価を発揮しそうです。

 

連下(上位安定):早稲田大学 7位

連下(上位安定):東洋大学 10位

 

 早稲田大学は、黄金世代が順当に育ってきました。山要因の不在が痛いですが、それを補って余り有るだけの戦力が揃っています。山でもし大爆走があれば、さらに上を狙えるかも知れません。

 東洋大学は相澤が抜けてピンチと言われていますが、そこまで悲観することは無いと思います。ここ数年課題だった選手層は改善傾向にあります。何よりも宮下の存在は大きいです。他が悪くとも一人でひっくり返すだけの力があります。それでも前回大会のように区間2桁中盤~後半が連発されると厳しくなってくるので、最低でも区間10位くらいに収めることが重要でしょう。前回大会が悪すぎただけと判断します。悪いながらにシード権を取れた貯金は、必ず今年に繋がっているでしょう。

 

大穴(期待値は今一つでも爆発力あり):中央大学 前回12位

 

 予選会で好成績を収め、復活の狼煙を上げた中央大学。全日本には出場しませんでしたが、これは主力の故障なので考慮外にします。持ちタイムだけを見れば上位でもおかしくありません。誰も注目していませんが、実力は間違いありません。一気に上位躍進すれば、世間はきっと驚くに違いないでしょう。

 

 なお、ここまでに東海大学の名前を挙げていません。巷では3強の一角に挙げられていますが、黄金世代が抜けた穴はあまりにも大きいです。全日本では2位と結果を出していますが、箱根で加わる2人が思い当たらず。持ちタイムも優勝争いという雰囲気ではありません。主力の離脱もあります。当方東海大学の事情を少し知っている者で、12月には練習が2週間止まっており、嫌な予感がするというのが正直なところです。

 

20連単

1位 明治大学

2位 駒澤大学

3位 青山学院大学

4位 順天堂大学

5位 早稲田大学

6位 東洋大学

7位 東海大学

8位 中央大学

9位 東京国際大学

10位 帝京大学

11位 神奈川大学

12位 國學院大学

13位 山梨学院大学

14位 城西大学

15位 日本体育大学

16位 創価大学

17位 国士舘大学

OP  関東学生連合

18位 拓殖大学

19位 法政大学

20位 専修大学