化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

大相撲令和6年名古屋場所感想&秋場所番付予想

 会場変更前最後の名古屋場所

 途中までは久々の独走ムードで、ここ数年では逆に珍しい荒れない場所になるかと思われました。13日目の優勝もあるかと思われた展開から一転、千秋楽までもつれる展開になりました。

 14日目の照ノ富士vs隆の勝、直接対決は大一番というよりも、あっさり照ノ富士が決めるのではないかと思っていただけに、とても驚きましたね。上位に定着していた時期ならともかく、ここ数年の隆の勝は普通の幕内力士でしたから。

 15日目もなんだかんだ本割で決まるかと思いきや、そうはなりませんでした。優勝決定戦前に、隆の勝がパーテーション間を移動しただけだったのはちょっと面白かったです。

 

 貴景勝と霧島はどちらも厳しい結果に。ようやく番付が実態に追いついた状況から半年、あっという間に上位スリム化時代に逆戻りです。何度も危ない場面を乗り越えてきた貴景勝はなんだかんだ勝ち越すと思っていましたし、霧島も場所前は絶好調だっただけに、予想外の結果でした。

 あまり話題になっていませんが、そこまで強い星ではないながらも、平戸海は大関取り開始。幕内中位で安定していた力士がここに来て急浮上です。

 

 

注目していた力士たち

王鵬(西前頭6枚目) 9勝6敗

 それなりに力を見せましたが、大勝ちとはいきませんでした。何番かもったいない相撲があっただけに、もう一歩といったところでしょうか。

 

大辻 東幕下4枚目 3勝4敗

吉井 西幕下4枚目 2勝5敗

 どちらも勝ち越しならず。本当にあと一歩ですが、この一歩は果てしなく険しいものです。勝ち越してもあまり上がらず、負け越せば大きく下がる特殊な地位ですからね。

 

黎大丸 西三段目34枚目 0勝0敗7休

 残念ながら今場所は全休。休場が1番萎えてしまいます。

 

 

秋場所番付予想

 来場所はほぼ確実に4関脇。三役がまた渋滞し始めました。平戸海がもう1つ勝っていたら、前代未聞の5関脇になるところでした。関脇の順番はコロコロと変わっていて、基準がよく分かりません。9番くらいなら入れ替わらないことが多い印象なのですが、大の里が東に回る可能性も否定できません。小結も同じく(関脇よりも前例が少なく、なお分かりにくいです。)、平戸海が東に回る可能性もありますが、今回は入れ替え無しで予想しました。

 幕内から落ちそうな力士が多い一方で、十両から上がりそうな力士が少ないです。なので、通常であればまず残らないような星でも残る可能性があります。場合によっては、獅司の新入幕もあるでしょうか。

 十両中位は一転して、厳しい番付となりそうです。特に5~6枚目付近に固まってしまい、この付近の力士は星勘定以下の番付になってしまいそうです。

 十両と幕下の入れ替えは、3枠で確定とみて良さそうですね。碧山は流石の残留力を発揮しています。

 

照ノ富士 横綱

  琴櫻 大関 豊昇龍

  阿炎 関脇 大の里

  霧島 関脇 貴景勝

 大栄翔 小結 平戸海

 隆の勝 前1 熱海富士

  翔猿 前2 御嶽海

  王鵬 前3 若元春

  正代 前4 琴勝峰

 若隆景 前5 湘南乃海

  宇良 前6 美ノ海

  明生 前7 豪ノ山

  遠藤 前8 翠富士

 一山本 前9 欧勝馬

  玉鷲 前10 佐田の海

  狼雅 前11 輝

 金峰山 前12 武将山

 阿武剋 前13 錦木

北勝富士 前14 竜電

  高安 前15 宝富士

  白熊 前16 北の若

 阿武咲 前17

 

千代翔馬 十1 錦富士

 時疾風 十2 朝乃山

  獅司 十3 玉正鳳

志摩ノ海 十4 島津海

 大奄美 十5 英乃海

 伯桜鵬 十6 紫雷

 水戸龍 十7 剣翔

 朝紅龍 十8 白鷹山

 大翔鵬 十9 妙義龍

 東白龍 十10 藤青雲

  友風 十11 大青山

 木竜皇 十12 尊富士

  碧山 十13 千代栄

  嘉陽 十14 欧勝海

 

 栃大海 下1 聖富士

 天空海 下2 若碇

 千代丸 下3 出羽ノ龍

 荒篤山 下4 大翔丸

 琴手計 下5 大辻