化けない狐のB級応援!

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第100回箱根駅伝2024順位予想

 いよいよ記念の100回大会が迫ってきました。学生連合が無いのは非常に残念ですが、今年も注目ポイント満載です。

 

 全日本大学駅伝(感想書いてなかった)は終わってみれば、駒澤大学の圧勝。最強青山学院がひと段落ついたら、さらにそれを上回るチームが出てきたようです。角界朝青龍1強時代が終わると同時にもっと強い白鵬1強時代がやってきたみたいな話ですね。

 しかし圧倒的本命でも勝てるとは限らないのが、箱根駅伝の恐ろしいところ。駒澤大学に追いすがるチームがいるのか、ドキドキです。

 

 毎年予想でシードチームはほとんどピタリと当てるのに、なぜか優勝予想だけ毎回外れます。今回は駒澤大学が優勝予想なんですが、果たして・・・

 

 

 

本命(優勝最有力)

駒澤大学 前回1位 出雲1位 全日本1位 10000m平均1位 ハーフ平均1位

 全部の指標が1位なので、普通に考えればこうなります。圧倒的な実力がある上に、前回大会で好走した登り下りは両方1年生(今回2年生)。もはや死角無いといった様子で、どこまで凄い記録を出すかのほうが注目されそうです。

 

対抗(本命に次ぐ勢力)

國學院大學 前回4位 出雲4位 全日本3位 10000m平均8位 ハーフ平均2位

 中央大学と迷いましたが、ハーフの差でこちらを上位に予想。安定感でもやや分があるように思えます。ハーフ平均はなんと駒澤とほぼ同タイム!で、3位の青山学院に30秒もの差を付けています。山要因もいるので、箱根には相当仕上がった状態で臨めそうです。

 

単穴(ダークホース期待)

中央大学 前回2位 出雲7位 全日本4位 10000m平均3位 ハーフ平均4位

 大きな期待を背負って臨んだ今季でしたが、ここまではまだ実力を発揮できていないようです。早いには早いのですが、元々は駒澤を競るのではと予想されていましたからね。大エース格の選手が何人もいるので、あとは本番に合わせることができるかどうかといったところでしょうか。こちらも山対策は問題なし。最多優勝チームの復権はなるでしょうか。

 

連下(上位安定)

創価大学 前回8位 出雲2位 全日本6位 10000m平均6位 ハーフ平均7位

 不安で始まったシーズンでしたが、吉田響の加入で一変しました。まだまだ底を見せておらず、本人が公言するように5区で区間記録に迫るようなことがあれば、一気に上位進出も見えてきます。今回の結果は、吉田響にかかっていると言って良いでしょう。

 

大東文化大学 前回16位 予選会1位 全日本7位 10000m平均5位 ハーフ平均8位

 個人的に今回イチオシのチーム。予選会トップで勢いに乗りますが、それだけではありません。平均タイムは単純な数値以上に、そのシーズンどれだけ自己記録を更新したかが駅伝の結果に出やすいです。不思議なことに、3位から5位に平均が落ちたチームよりも、10位から6位に上がったチームのほうが好成績になることが多く、かなり信頼できる情報だと考えています。大東文化大学は丸1分更新という考えられないような伸びを見せており、今回台風の目になるのではないかと期待しています。

 

城西大学 前回9位 出雲3位 全日本5位 10000m平均9位 ハーフ平均13位

 ここから先は判断が難しいですが、駅伝で結果を残していること、前回大会の出走者が全員チームに残っていることから、城西大学が一歩抜け出していると感じます。もちろん、少数の主力が引っ張るチームだけに箱根では不安もありますが、それでも他より強いのではと。

 

大穴(期待値は低いが爆発力あり)

青山学院大学 前回3位 出雲5位 全日本2位 10000m平均2位 ハーフ平均3位

 優勝候補として挙げられることが多いだけに、ここに置くのは変という意見もありそうですが、今一つ長い距離では信用しきれない面があります。思い出してみれば、主力がごっそりと抜けて始まったシーズンでした。その影響は決して小さくないと思います。それに10000m平均は大きく伸びていますが、ハーフ平均はあまり伸びていないんですよね。一方で、何の根拠もありませんが、優勝という一点だけを見れば怖くも感じるのがこのチーム。なので、この位置に置いてみました。

 

その他注目

東洋大学 前回10位 出雲8位 全日本14位 10000m平均11位 ハーフ平均6位

 名門チームの伝統が軒並み途絶え、気が付けば最も長くシード権を維持しているのは東洋大学に。その東洋大学は、最大のピンチを迎えていると言っても良いでしょう。前にシード権が危ないと言われた時には、エースと呼ばれる選手がいました。実際にジャンプアップ区間があるおかげでシード圏内に滑り込んでいました。しかし今の東洋大学にはゲームチェンジャーはいません。お決まりになった主力(今回は石田)のエントリー漏れもあり、東洋推しとしては悲観的になってしまいます。

 それでも、東洋大学には持ちタイムがあります。ハーフ平均6位は普通にシード級。それが東洋大学の箱根での強さに繋がってきました。つまり、実力通りに走ることができればシードは取れるということです。5区は誰が走るのでしょうか。まさかの松山?1年の馬場にそのまま任せるのも面白いかも知れません。

 

21連単(全部当たったら奇跡)

1位 駒澤大学

2位 國學院大學

3位 中央大学

4位 創価大学

5位 大東文化大学

6位 青山学院大学

7位 城西大学

8位 明治大学

9位 早稲田大学

10位 順天堂大学

11位 東洋大学

12位 法政大学

13位 東海大学

14位 中央学院大学

15位 帝京大学

16位 日本大学

17位 駿河台大学

18位 日本体育大学

19位 神奈川大学

20位 立教大学

21位 山梨学院大学

22位 国士舘大学

23位 東京農業大学