化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

99回箱根駅伝順位予想

 1年に1度のお祭りの季節がやって来ました。毎年出走するまでのこの時間も楽しいですよね。箱根はその距離の長さももちろんですが、区間ごとの距離の差が少なく、区間数自体も多いことがキーですね。山での波乱も多いので、他の駅伝と比較して風を読みにくいことが面白さに繋がっているのでしょうね。

 

本命:優勝最有力

國學院大學 前回8位 出雲2位 全日本2位 10000m平均8位 ハーフ平均2位

 シーズン当初はそれほど目立ちませんでしたが、出雲と全日本で一気に名を上げました。長い距離に対応できる点も注目で、箱根ではさらに期待できます。山で区間上位に入れば、一気に初優勝への道が拓かれていきそうです。全日本で物凄い活躍を見せた伊地知にも注目です。

 

対抗:本命に次ぐ勢力

駒澤大学 前回3位 出雲1位 全日本1位 10000m平均1位 ハーフ平均1位

 持ちタイムだけを見れば圧勝してもおかしくありません。ただ不安なのは、駒澤は極端なほど箱根にピーキングが合わないという点です。何度も優勝最有力視されながら目前で大魚を逃し続け、97回大会で優勝した時も9区までは大差を付けられ、創価大学の10区が区間最下位のブレーキになったことによる敵失の優勝でした。前回も持ちタイムでは圧倒しながら勝ち切ることができませんでした。今年は長年の呪縛を解くことができるかの勝負となりそうです。

 

単穴:ダークホース期待

青山学院大学 前回1位 出雲4位 全日本3位 10000m平均2位 ハーフ平均4位

 箱根駅伝90回台の王者として君臨した青山学院。今回も充分優勝を狙えるだけの戦力が揃っています。ただ、例年と比べると距離への対応ができていないようです。まだ今シーズン区間賞を取れていないのも気になるところです。本当に強い時の青山学院は直前になって自己新を次々更新しますが、やや鈍いようにも思えます。4年生は強いですが、下級生があまり伸びていないので、新戦力の底上げが鍵となりそうです。高速レースであれば青山学院、我慢のレースであれば他の大学が優勝する傾向もあります。今回コンディションは良さそうですが、果たして。

 

連下:上位安定

創価大学 前回7位 出雲6位 全日本5位 10000m平均4位 ハーフ平均6位

 すっかり常連になった創価大学。箱根では外さない強さがあります。留学生に頼り切らない力もあってバランスの良いチームです。上位が崩れれば、優勝圏内に入る可能性もありそうです。2年前に逃した総合優勝を獲ることはできるのでしょうか。

 

中央大学 前回6位 出雲3位 全日本7位 10000m平均3位 ハーフ平均5位

 復活の狼煙を上げた中央大学。W吉居を中心として楽しみなチームです。選手層も厚いので、前回よりもさらに上の順位を期待できそうです。ここで結果を残すことができれば、本格的に復活といえるでしょう。

 

順天堂大学 前回2位 出雲5位 全日本4位 10000m平均6位 ハーフ平均3位

 ここ数年で競合へ返り咲き、そろそろ優勝が欲しい順天堂大学。山の神今井を含む黄金世代を擁して優勝して以降低迷し、度々復活しかけては突き抜けることができませんでしたが、今シーズンは手応えを感じているはずです。三浦に対して期待が高まっていますが、あくまで3000mSCの選手なので、やや過剰な期待が寄せられてしまう傾向があるように思えます。そのため、優勝を狙うには4年生が力を発揮できるかどうかにかかっています。毎年区間下位に沈む選手が複数出てしまうのでこの位置に予想していますが、額面通りに走れば面白いチームです。

 

大穴:期待値は低いが爆発力あり

東洋大学 前回4位 出雲9位 全日本8位 10000m平均11位 ハーフ平均7位

 毎度今回こそは危ないと言われながら箱根になると結果を出す不思議なチームです。今シーズンも目立った成績は残せていませんが、前回も似たような状況から4位を取っていますからね。山要因の宮下は卒業しましたが、前回は区間8位と今一つだったので大きな影響は与えないはずです。自己ベストを出した選手が多いことや、ハーフ平均が良いことも不気味ですね。一方で例によってベストメンバーが揃っていないことは気になります。ここ5年ずっとそうですね。数字に現れない力に期待をして、大穴に入れました。

 

21連単

 全部当たったら奇跡

1位 國學院大學

2位 駒澤大学

3位 青山学院大学

4位 創価大学

5位 中央大学

6位 順天堂大学

7位 帝京大学

8位 東洋大学

9位 城西大学

10位 法政大学

11位 大東文化大学

12位 国士舘大学

13位 東京国際大学

14位 明治大学

15位 山梨学院大学

16位 東海大学

17位 早稲田大学

18位 立教大学

19位 日本体育大学

20位 専修大学

(21) 関東学生連合