化けない狐のB級応援!

一流所ではないし名脇役でもないけれど、ちょっとは活躍していて。 ブレイクはした事ないけれど、プチブレイクはしていて。 そんなB級を応援しよう。

超低山登山記 弁天山編

 日本一低い山を名乗る山はいくつもあります。

 そもそも低いの基準、そして山の基準とは何でしょうか。

 三角点があることでしょうか、それとも国土地理院の地図に載ることでしょうか。

 

 様々な答えがありますが、自然にできた地形であること。これには強い正当性があるのではないでしょうか。

 今回紹介するのは、自然にできた中で日本一低い山として認定された場所です。

 

 

 

名前:弁天山 

所在地:徳島県徳島市

標高:6.1m

種別:自然峰

 

 徳島駅からほんの数駅の場所にありますが、列車の本数が限られている上に駅から微妙に遠いので、アクセスは大変でした。

 

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広大な田園の真ん中に発見

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異様な姿をしています

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小さくてもしっかりと山の形をしています

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隣の弁天市で野菜が売っていました

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こちらがよく紹介される正面

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いよいよ登山開始です

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階段の上から麓を望みます

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上画像の場所でそのまま横を向けばもう山頂

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周囲に何も無いので比高の割に見晴らしは良いです

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と思ったら隣の家のほうが高かった!






 徒歩15秒ほどの登山でした。けれどやっぱりこれだけ山の形をしてくれていれば登った気になります。満足です。

 

 どうやらここは元々海に浮かぶ島だったようで。似たような小さな山があちこちに点在していました。当時の海はそのまま現在の田畑になっているので、当時の地形を今でも見て取る事ができます。

 山として認められているということは何か基準点として意味があるはずですが、こんな場所にどのような意味があるのでしょうかね。

 弁天山が10個並んでいたらきっと単なる坂道として扱われてしまっていたことでしょう。そこは独立峰の魔力ですね。

 

 我が家の裏にも標高10メートルほどの小山があるのですが、いつか山として認められないかな?

 

 

おまけ

この近辺にあるとくしま動物園は弁天山よりも遥かに高い場所にありました

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シンリンオオカミのユウキくん

 

5年後の番付を予想する

 今から5年前、多くのブロガーが一斉に5年後の番付を予想していました。

 それは東京オリンピック時の予想という意味があったようです。

 

 ほとんどの人が逸ノ城照ノ富士横綱になっていると予想し、上位予想には大砂嵐や力真などの懐かしい名前も並んでいます。当時期待されていた大輝(北勝富士)などは順当に上がってきましたが、海龍などは5年経った今でも十両にすら上がれていません。

 一番予想が難しかったのは、東京オリンピックが延期になった事でしょうけどね。

 

 こうしてみると未来の番付を予想するのは、本気の予想というよりも後々見て懐かしむためのものに思えてなりません。

 5年後の自分はこの予想を見て、何を思うのでしょうか。

 

2025年7月場所番付予想

 

 朝乃山 横綱 霧馬山

 貴景勝 横綱

 御嶽海 大関 吉井

     大関 琴勝峰

  阿炎 関脇 北の若

 逸ノ城 小結 北勝富士

  狼雅 前1 錦木

 豊昇龍 前2 付出新鋭

  正代 前3 村田

 阿武咲 前4 大天馬

 翠富士 前5 輝

 

 朝乃山は横綱に昇進と予想。貴景勝は難しいとの評判もありますが、故障でまともに相撲が取れない場所ですら一定以上勝てていますし、若さを考えればチャンスは何度もあるはずです。なので綱に届くと予想しました。そしてもう1人、霧馬山に期待。前々から期待され続けてきた力士ですし、停滞期を鶴竜が移籍してきた事によって脱しました。これからどんどん強くなっていくと思います。

 御嶽海はさすがに大関になっててもらわないと困ります。豪栄道のような扱いになっていそうですが。上位に行く力士は遅咲きと呼ばれる力士であっても若い頃はスピード出世ばかりなので、琴勝峰と吉井に期待します。

 北の若もイチオシの力士ですが、そこまで圧倒的な強さとも感じないので、大関挑戦を繰り返してはやきもきさせていそうだなと。狼雅なども同じような雰囲気を感じます。逸ノ城は実力を考えれば大関になっていてもおかしくありませんが、結局ここ一番で負けて~のままかなとも。

 その他には、大体どの時代も1人くらいはぽっと出で覚醒する力士がいるので、スケールの大きい力士達を並べてみました。

 照ノ富士は膝の調子にも波があるので、さすがにこのままは勝ち進まないかなと予想していますが、裏切ってほしいですね。

 

 さて結果はどうなるでしょうか。全くノーマークだった力士が勝ち上がったり、逆に今期待されている下位力士の中で十両の番人になってしまう力士もいることでしょう。それでもやっぱり、1人くらいは当てたいな。

 

令和2年大相撲7月場所感想&番付予想 珍記録が珍しくなくなった時

 照ノ富士が復活優勝を果たしました。これについてはもう散々語り尽くされているので、多くは書きません。ただ1つ言えることは、照ノ富士は完全復活したということです。

 今場所も上位に多くの休場者が出ましたが、脇を固める力士が皆活躍してくれたおかげで、思いがけずレベルの高い場所となりました。

 

 さて、まずは場所前に注目していたポイントを振り返ってみましょう。

 

 元大関の4人は照ノ富士だけでなく全員が勝ち越しました。縁起でもないので場所前には書きませんでしたが、今場所は引退ラッシュになるのではと密かに心配していました。しかしやはり強かったですね。まだまだ長く現役の姿を見ていたいものです。

 特に高安はまだ中堅の年齢なので、照ノ富士に続いて欲しいですね。あれだけ安定して強かったのに優勝0回のままなのは寂しいですから。

 琴奨菊は似たような立場だった貴ノ浪大関陥落後に現役でいた24場所が近付いてきました。ぜひこれを超えて欲しいですね。

 

 琴太豪は今場所も十両昇進ならず。それでも3勝4敗なら来場所もまだ5枚目には残れるでしょう。チャンスの場所に変わりはありません。何とか、何とか掴み取ってほしいものです。

 

休場した横綱

 休場する場所は序盤に負けが込んでの場合が多いので、ストレート給金をした時にはこれは白鵬の流れかとも思いましたが。もうかれこれ3年、白鵬は2場所連続の皆勤がありません。引退までにあと1度でも連続皆勤を果たすことはできるのでしょうか。

 この間、白鵬が皆勤した場所では、白鵬が優勝を逃しても鶴竜が優勝する荒れない場所となっています。横綱がいる中での下克上優勝を見たいのですが、残念ながらその前に休場してしまうパターンばかりです。

 かつて東京オリンピックまで現役を続けると白鵬が宣言した際は、横綱の軽口としか思われていませんでした。しかし2020年となった今、当たり前のように綱を張り、オリンピックの延期で引退までの期間も延びました。今度は大阪万博まで現役を続けると言っているそうですが、案外冗談に終わらないかも知れません。

 一方の鶴竜は連続休場で進退窮まっては復活の星を挙げることを繰り返しています。再び優勝から遠ざかった今、乗越えることができるでしょうか。長年の時を経て再び白鵬横綱に戻れば、これはもう途方もない記録です。可能性は充分あるでしょう。

 

強かった三役陣

 今場所は三役が全員勝ち越しました。惜しくも千秋楽敗れて逃しましたが、隠岐の海が勝っていれば史上初の三役全員2桁という記録が生まれるところでした。

 三役の2桁は即ち大関への挑戦権を手に入れたことになります。来場所から正代、御嶽海、大栄翔の3人が一斉に大関を目指すことになりました。かつて琴奨菊稀勢の里鶴竜が揃って大関を目指したように、寂しい上位陣を増やしてほしいですね。

 正代はここ数場所で急に覚醒しました。以前の自信なさげな相撲が消えています。性格は相変わらずネガティブなようですが。御嶽海にはいい加減に上がってもらわないと。三役ロックが続いて下の力士が上がれません。大栄翔は上位には定着してきましたが上を目指すにはもう一段階のパワーアップと言われてきましたが、今場所それが成った印象です。

 本当は一番厳しそうな隠岐の海が大穴で大関挑戦していく姿も見てみたかったですが、そう簡単にはいきませんでした。それでも、この活躍は今場所だけでなく、ここ最近が一番強い時期であると感じさせられます。嘉風などがそうでしたが、ベテランが化ける姿も夢があっていいですね。

 

すぐに訪れた幕尻優勝

 ほんの半年前、徳勝龍が優勝した時には貴闘力以来というワードを嫌というほど聞きました。それほどの珍事であったはずです。それがたった2場所後にもうやって来ました。もちろん照ノ富士と徳勝龍は実績面でも大きく異なりますが、幕内力士全員に等しくチャンスがある時代の到来を色濃くしたことは間違いありません。

 平幕優勝自体、平時であれば滅多にない珍事。故に平幕優勝は時代の節目に起こると言われてきました。それが栃ノ心に始まり朝乃山、徳勝龍、照ノ富士と。当たり前のように見られる土俵です。

 その徳勝龍も、元の成績を考えると優勝後も一定の力を維持しているように感じます。優勝前は幕内下位ですら大負けし、十両からなかなか抜け出せなかった力士が金星も手にし、今場所も幕内中位で7-8ですからね。

 

 

大関の優勝が遠い

 優勝といえば、大関が優勝から遠ざかっています。最後の大関優勝者はなんと稀勢の里。もう3年以上出ていません。横綱が万全で他の優勝者が出にくい時代ですらもう少し出ていたのに、どうしてしまったのでしょうか。大関の優勝者が居ないということは、綱取りも無かったということ。果たして朝乃山は来場所以降、大関の地位での優勝を勝ち取ることができるでしょうか。

 

全敗に終わった當眞

 去年の3月初土俵を踏んだ中で注目されていた力士が3人いました。

 50メートル6秒台という圧倒的な身体能力を持つ高校横綱でスピード出世が期待された北の若。ここ最近の中学横綱で最強と言われ将来を渇望される吉井。そして新弟子として歴代最重量を記録したかつてのわんぱく相撲の怪童、當眞。

 このうち當眞は太りすぎで成績が落ちており、苦戦するかも知れないと言われていました。あれから1年と少し、北の若と吉井は順調に番付を上げています。今場所も勝ち越しました。一方で當眞は先場所初めての負け越しを経験し、今場所はなんと1つも白星を挙げられず。はじめて壁につぶかりました。それでも、こういう力士が地道に力を身に付け、上へと上がればそれもまた1つのドラマです。来場所どのような結果を残すのか、注目しています。

 

下位で見つけた面白い力士

 今場所初めて番付に名前が載った力士に、加藤桜という力士がいます。この力士、なんと25歳での初土俵となったオールドルーキーでした。大学相撲出身ですが目立った成績はなく、謎に包まれています。今場所は序ノ口で負け越し。結果だけみれば上位を目指すのは厳しそうですが、何が起こるかは分かりません。今後の活躍に期待したいですね。

 

 

 

令和2年秋場所番付予想

 大栄翔が11勝に届いたので関脇には張出ができそうです。張出の妙にバランスが悪い感じも好きですね。照ノ富士は単純計算ではもう少し下ですが、徳勝龍の優勝時には優勝ボーナスのような形で優遇されていたので、このくらいの位置になるかなと思います。

 

  白鵬 横綱 鶴竜

 朝乃山 大関 貴景勝

  正代 関脇 御嶽海

 大栄翔 関脇

隠岐の海 小結 遠藤

 隆の勝 前1 北勝富士

  玉鷲 前2 照ノ富士

 妙義龍 前3 照強

 栃ノ心 前4 豊山

 霧馬山 前5 高安

 

幕内ー十両

 上がる力士にとってはラッキーな場所となりました。いよいよ期待の豊昇龍が入幕しそうですね。楽しみです。勢は平幕が半枚減る事を考えると厳しそうですが、かといって逸ノ城を上げるのも違和感がありますし、ここは残留と予想します。ただ、逆でもそれほど驚きはありません。

 明生・翔猿・旭大星・豊昇龍

 琴勇輝・錦木・千代丸・琴ノ若

 

十両ー幕下

 千代の国と北はり磨が久々に関取返り咲きとなりそうです。個人的に応援していた錦富士が昇進しそうなのでこれも楽しみですね。落ちる力士がこれ以上いなさそうなので、残念ながら4枚目5勝の常幸龍は見送りとなってしまいそうです。富士東と入れ替える手もありますが、無理には落とさないと思います。

 納谷も少し番付を上げ、琴太豪は再挑戦の場所。納谷は早く上がらないとそれこそ琴太豪2世になってしまいそうなので、来場所一気に決めてほしいところです。

 貴源治はどうしてしまったのでしょうか。ダーティーなイメージがあってあまり好きな力士ではありませんが、上がってきた時はスピード出世。北の富士さんにも期待の力士として挙げられ、2015年頃の将来の横綱予想には必ず名前が載っていました。ところが新入幕の場所から負け越しを続けてとうとう幕下転落。大相撲トーナメントでも活躍していたのに、状況は好転しませんでした。ここで下げ止まっておきたいところですね。

 王輝・錦富士・北はり磨・千代の国

 千代の海・貴源治・朝弁慶・(栃煌山

 

超低山登山記 蘇鉄山編

名前:蘇鉄山

所在地:大阪府堺市

標高:6.97m

種別:築山

 

今回登るのは蘇鉄山。日本一低い一等三角点のある山です。

富士山ですら二等三角点ですからね。

まさにプレミアム会員の山です。

 

まずは山を探します。山が小さすぎるのである意味高い山より迷いやすい!

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ありました!

ちゃんと山の形をしているのがポイント高いですね。天保山に山はありませんでしたから。やっぱり山を名乗るからには比高があってほしいものです。

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ココが麓です。

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山を仰ぎ見ます。(仰げない)

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階段があると山登りをしているという実感が湧きます。

しかし15秒ほどで到着。近所のスーパーの階段のほうがキツいです。

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麓を見下ろします。木が生い茂っているので眺めはあまりよくないです。

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こちらが一等三角点。三角じゃない!

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その名の通り、辺りは蘇鉄だらけ。堺市は蘇鉄がやたらと多く植えられていますが、何か由来があるのでしょうか。

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帰り道にも蘇鉄がありました。

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この蘇鉄山、子供の頃によく遊んでいて使い方のよく分からない遊具のようなものがあったのですが、どうやら幕末の遺構だったらしく。

それが分かったのは最近なので、もっと早く価値に気が付いていたら第一発見者になれたのになと。

そんな思い出の山です。

 

 

大穴狙い幕内最高優勝予想 令和2年7月場所編

 長く待ち望んだ本場所がやって来ました。

 さすがに通常開催とはいきませんでしたが、今は開催してくれるだけで満足です。

 

 ただでさえ混沌とするここ数年の土俵上。今場所は、いつもと力士たちの調整も違っていただけに全く予想がつきません。案外こういう場所であっさりと白鵬が優勝しそうな気もしますがね。

 

大穴狙い幕内最高優勝予想:魁聖

 調子が良ければ三役でも勝ち越し、けれど気が付いたら下位まで落ちている。そんな力士ですが、大負けするかと思えば後半帳尻を合わせてきたり、勢いのある力士に土を付けたりと妙なところで力を発揮します。強い、という訳ではないのですが、贔屓力士がこの魁聖と当たるときは油断ならない雰囲気を醸し出します。

 過去に突発的な優勝をした力士は、こういった力士が多いです。既にベテランですが徳勝龍と同い年、決して不可能な年齢でもありません。

 それに今場所は体を合わせての稽古がほとんどできませんでした。技巧派の力士にとっては厳しい状況である一方で、魁聖のようなパワー型の力士にとってはあまり関係ありませんからね。これも大きな追い風となるでしょう。

 誰にでもチャンスがあるとはよく言われますが、実際にそうであるのは今の時期ではないでしょうか。今場所もどんな新星が生まれるのか、楽しみですね。

 

その他B級注目ポイント

西前頭11枚目 栃ノ心

東前頭13枚目 高安

東前頭14枚目 琴奨菊

東前頭17枚目 照ノ富士

 

 元大関が幕内下位に4人も。こんな場所がかつてあったでしょうか。それぞれ置かれている立場は違いますが、それぞれが背負うものを持っています。華々しい大関の姿もまた素敵ですが、懸命にもがく今の姿もまた1つのと言えるでしょう。

 

東幕下筆頭 琴太豪

 

 もう何度目かも分からない関取挑戦。上がってきた時はあっという間に新十両を決めると信じて疑いませんでした。それがこんな苦労人になるとは。もう若くはありません。下からは若手の突き上げがあります。今上がらなくては次のチャンスがあるかどうかも分かりません。やはり最後はハッピーエンドで終わって欲しい。そう思わずにはいられません。

引き分けの魅力

 引き分けというものにどのような印象をお持ちでしょうか。

 元阪神ブラゼル選手などは引き分けが嫌いらしいですが、私はこの引き分けというものをこよなく愛しています。

 

 本当に力量が拮抗して勝負を決せないその時。無理矢理な理由を付けて決めるのではなく、シンプルに同着という結論を出してしまう。その正直さが素敵なのです。

 

 もうすぐプロ野球開幕。引き分けた試合の後は、なぜだかいつもより両チームのファンが和気藹々としています。お互い良いゲームだったと、あの雰囲気はなかなか味わえるものではありません。どちらのファンも、勝ったような気分で帰宅します。

 

 勝つとユニフォームを着て喜び、負けると脱いで悲しむバファローズポンタは、引き分けると脱いで喜ぶみたいですね。よくできています。

 

 けれども引き分けの多かった2011~2012頃のプロ野球はつまりませんでした。もちろん違反球で塩試合ばかりになっていた影響もありましたが、時間制限ルールの影響はやはり大きかったですね。今年のコロナ騒動で似たような現象が起こらないか、少し心配しています。

 

 あくまで決着を付けようとした上で、それでもどうしても同じ強さだった結果での引き分けが好きなのです。

 

 ノックアウト方式の勝ち上がり戦ではそうもいきませんがね。

 けれどもたまに。本当にたまに両校優勝ってのもあります。なんだか珍しいものを見られたと愉快な気持ちになりますが、当事者達にとってはどのような思いで受け止めるのでしょうかね。

 残念ながら筆者は全国の舞台などには無縁でしたが。

 どのような大会にも優勝旗やそれに類するものがありますけれど、この場合はどうするのでしょうね。1年の半分ずつ持っておくのでしょうか。

 箱根駅伝関東学連選抜が公式参加であった頃、もし優勝したらどうするのかってのはよく話題になっていました。

 

 引き分けは熱戦の後にしかあり得ませんからね。面白いのは当然なのかも知れません。そんな試合を期待してしまいます。

 

 

 

規定見直し両チーム優勝 ラグビー全国女子選手権

www.sanspo.com

星のスター

 宇宙は巨大です。

 途方も無く想像も付かない世界。巨大な○○よりもさらに巨大。

 ブラックホールだなんて、人知の及ばない領域。

 

 だけれども、そこまででもない? 星に目を向ける人はあまり見ません。

 そんな星たちにスポットを当てる挑戦。

 

 

 

シンプルに小さな恒星

 宇宙には多種多様な天体が存在していますが、我々が普段イメージする星々は主系列星と呼ばれる星たちです。この中でもさらに細かい規定があるのですが、詳しくは置いておきましょう。

 ともかく、主系列星はそのエネルギーの大きさによっていくつかのグループに分類されています。その中で最もエネルギーの小さいものはスペクトルM型、赤色矮星と呼ばれます。

 星の燃料となる物質も少なく、その半径も小さいため、年月が経っても赤色巨星にはならず、遠い未来に静かにその活動を終えていくそうです。

 あまりにも寿命が長いため、まだ一生を終えた赤色矮星は存在しないのだとか。

 小さいのに、壮大ですね。

 

恒星のなりそこね

  しかしそんな赤色矮星も恒星の一種。これよりもさらに質量が小さい星は褐色矮星と呼ばれています。恒星がもつ光や熱のエネルギーは核融合反応によるものですが、褐色矮星はその小ささ故に核融合反応を起こせません。厳密には初期には核融合反応が起きていたり、重水素と軽水素の違いがあったりしますが、難しい話はよしましょう。

 恒星ほどは温度が上がらず、数百度程度の温度にしかなりません。燻り続ける星という例えが一番しっくりきます。

 

上には上が(下には下が?)いる

 褐色矮星になれる質量すらなければ、褐色矮星としてガスのまま宇宙空間を漂います。褐色矮星だけでも中途半端な立ち位置なのに、とうとうまで付いてしまいました。温度だけでの極論を言えば、中には素手で触れるレベルの星も。

 その姿はガス惑星によく似ていると言われます。しかし何か大きな星を公転している訳でもなく、独立した存在です。木星が単独でいると思えば、滅茶苦茶面白い星ですよこれ。

 「流しでフリー」のような「合併に取り残された村」のような変な星。

 注目される事をきっとこれからも無いだろうけれど、自分だけは注目していきたいと思います。