日本一低い山を名乗る山はいくつもあります。
そもそも低いの基準、そして山の基準とは何でしょうか。
三角点があることでしょうか、それとも国土地理院の地図に載ることでしょうか。
様々な答えがありますが、自然にできた地形であること。これには強い正当性があるのではないでしょうか。
今回紹介するのは、自然にできた中で日本一低い山として認定された場所です。
名前:弁天山
標高:6.1m
種別:自然峰
徳島駅からほんの数駅の場所にありますが、列車の本数が限られている上に駅から微妙に遠いので、アクセスは大変でした。
徒歩15秒ほどの登山でした。けれどやっぱりこれだけ山の形をしてくれていれば登った気になります。満足です。
どうやらここは元々海に浮かぶ島だったようで。似たような小さな山があちこちに点在していました。当時の海はそのまま現在の田畑になっているので、当時の地形を今でも見て取る事ができます。
山として認められているということは何か基準点として意味があるはずですが、こんな場所にどのような意味があるのでしょうかね。
弁天山が10個並んでいたらきっと単なる坂道として扱われてしまっていたことでしょう。そこは独立峰の魔力ですね。
我が家の裏にも標高10メートルほどの小山があるのですが、いつか山として認められないかな?
おまけ
この近辺にあるとくしま動物園は弁天山よりも遥かに高い場所にありました