化けない狐のB級応援!

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大穴狙い幕内最高優勝予想 令和5年夏場所編

 夏じゃないけど夏場所。今年もやって来ました。北の富士さんが心配すぎで気が気じゃありませんが、ともかく今場所は注目箇所満載です。

 照ノ富士の復帰、貴景勝の角番、朝乃山の幕内復帰と騒がしいスタート。ようやく役者がそろった印象です。新旧の力士が入り交じり、活気あふれる場所を期待できるのではないでしょうか。

 

 

過去最大の同時昇進なるか大関レース

 今場所大関取りを注目されているのは霧馬山ですが、その他にも大関取りの道中に居る力士が複数存在します。

 

霧馬山 小結11勝(次)→関脇12勝(優)

大栄翔 筆頭10勝→小結12勝(同)

若元春 小結9勝→小結11勝(次)

豊昇龍 関脇11勝(次)→関脇8勝→関脇10勝

 

 大栄翔も勝ち星を重ねて行けば機運が高まってくるのは確実です。若元春も13勝で目安に到達するので、今場所後の昇進は充分にあり得ます。この1年大関候補であり続けた豊昇龍は昇進争い後方からのスタートになりますが、仮に全勝や14勝での優勝があれば、可能性は0ではありません。故障しながら給金を直した初場所が、ここに来て効いてきました。

 武蔵丸貴ノ浪以来、随分と長い間出ていない同時大関ですが、今場所は大チャンスと言えるのではないでしょうか。それどころか3人以上の同時昇進という珍事も期待できます。

 やはり大関以上が2名では寂しすぎますからね。仮に誰も昇進できず、貴景勝が陥落となった場合、横綱大関の合計は2力士以上でなければならないという鉄則から外れてしまいますが、その場合はどうなるのでしょうか。内規を変えるか、強制昇進を作るのか、判断が注目されます。協会としてもそのような状況にはしたくないので、昇進基準も緩和が予想されます。追い風は、過去最大のものになるでしょう。

 

 

大穴狙い幕内優勝予想

明生 東前頭6枚目

 これだけ注目力士が多いと優勝争いも激化するので、ダークホースの活躍は難しそうですが、上位がつぶし合う中で下位が独走という可能性は無きにしも非ず。その場合今度は朝乃山が強敵になってしまうのですがね。

 上位総当たり圏外で、残っている力士といえば、この人がいました。ここ最近ずっと不調が続いていますが、少し前までは大関候補として名前が挙がっていた力士です。年齢的には上がり目がある力士なので、ここでの復活に期待をしたいですね。

 

その他注目力士

川副 西幕下筆頭

 かなり不運な形で関取昇進を逃しました。もう4勝の力士は基本的に上げない方針なのでしょうか。今場所こそはリベンジしてほしいですね。

 

照強 西幕下5枚目

 転げ落ちるように番付が下がっていきます。幕下でも下げ止まらず、ついにこの位置。5枚目から落ちれば、さらに長い時間がかかります。力士生命の土俵際、粘ることはできるでしょうか。

 

荒剛丸 西序二段20枚目

 数年前に紹介した超オールドルーキーが、ここに来て自己最高位です。年齢的にも関取は厳しいかも知れませんが、三段目まで行けば本物と言われる世界。ぜひ挑戦してほしいですね。