先の全日本大学駅伝にて、とある珍記録が生まれました。
元は駅伝後に感想を書きたかったのですが、随分と遅くなってしまったのでこの事だけ記しておきたいと思います。
今回、久々の登場となった東北福祉大学。部員わずか12人ということで話題にもなりましたね。
話題性があるということで人気もありましたが、残念ながら結果は厳しいものとなりました。1区早々に大きく出遅れると、その後はブービー争いをする事すらできずに最後まで最下位を独走。繰り上げスタートも当然一番先に喰らい、後半は駅伝でありながら単独のレースとなりました。
ここ15年の歴代最下位チームの区間順位はといえば
2004 札幌学院大学 24-25-24-25-22-18-21-24
2005 札幌学院大学 23-23-25-25-24-25-22-25
2006 札幌学院大学 26-26-26-26-25-24-26-22
2007 広島大学 22-26-24-25-25-22-26-26
2008 信州大学 22-23-17-25-24-26-18-26
2009 広島大学 23-26-26-26-26-25-19-25
2010 広島大学 18-25-24-26-23-26-25-26
2011 北海道大学 27-27-27-27-27-27-25-26
2012 東北福祉大学 20-18-23-20-21-26-26-26
2013 札幌学院大学 22-25-26-25-25-26-26-23
2014 札幌学院大学 26-26-26-25-26-22-26-26
2015 札幌学院大学 24-26-27-26-27-27-27-27
2016 北海道教育大学26-24-27-25-27-27-24-25
2017 新潟大学 25-27-26-27-27-26-25-24
2018 東北大学 23-26-27-26-27-27-25-23
2019 東北福祉大学 27-27-27-27-27-27-27-27
と多少ですが順位争いはできていました。2番目に悪いと思える2011年の北海道大学も、2区間で区間最下位を免れています。
負の記録を残した東北福祉大学ですが、それも出場したからこそ得られたもの。
少人数での活躍もドラマですが、全区間最下位からの逆襲も良いストーリーじゃないですか。来年以降、どうなっていくのか。まずは2年連続の出場を目指したいところです。