いよいよ待ちに待った球春到来です。キャンプからシーズンが始まるってのもなかなか面白いものですね。子供の頃、キャンプの事を焚き火とかするあのキャンプだと思っていたのは、きっと私だけではないはず。
当方の居住地にもプロ野球のキャンプがやって来ているので、とてもワクワクする季節です。また見に行きたいな。
今月の半ばからはオープン戦も始まります。熱い季節が少しずつ近付いてきたのを感じられます。
さて、今年の12球団のキャンプ地は以下の通りです。
キャンプでは1年の体作りをしていくだけあって、暖かい地方で調整を行うようです。と思いきや
ちょっと待てよ?
宮崎県や高知県って、言うほど暖かいか?
緯度的には本州とあまり変わりがありません。この時期であれば雪も普通に降ります。
そう考えると、昔ながらの間柄でキャンプ地を設定しているだけで、実は気温があまり関係無いのかも知れません。
調整は意外と寒い地域で行っているのかも。
そこで、各球団の本拠地とキャンプ地との2月平均気温の差を調べてみました。
広島
宮崎県日南市 8.0℃(+ 2.0℃)
ヤクルト
東京都新宿区 5.5℃
巨人
東京都文京区 5.4℃
宮崎県宮崎市 8.6℃(+ 3.2℃)
神奈川県横浜市 6.2℃
中日
愛知県名古屋市 5.2℃
兵庫県西宮市 4.1℃
西武
埼玉県所沢市 4.1℃
宮崎県日南市 8.0℃(+3.9℃)
福岡県福岡市 7.4℃
宮崎県宮崎市 8.6℃(+1.2℃)
北海道札幌市 - 3.1℃
沖縄県名護市 16.5℃(+19.6℃)
宮崎県宮崎市 8.6℃(+2.3℃)
ロッテ
千葉県千葉市 6.1℃
宮城県宮城市 2.0℃
こうしてみると、キャンプ地に選ばれている地方は意外と暖かいようでした。何となくのイメージで関東~九州までの太平洋沿岸&瀬戸内はそこまで気候が変わらないと思っていましたが、きっちりと違いがあったんですね。
とはいえ、5℃も変わらない地域だとキャンプ地は暖かいとの印象とはやはり違ってくるとも言えるでしょう。
一番差が少なかったのは、ソフトバンクの1.2℃差でした。距離的にも福岡と宮崎とはかなり近いので、ソフトバンクは地元キャンプの趣向が強いようです。
各選手には、良いキャンプを送ってほしいですね!