4位(往路6位・復路3位) 帝京大学 予想順位:6位
敢闘賞:遠藤大地2年 3区2位 1:01:23 ヴィンセントの影に隠れるもスーパーレコード
来年度の風向き↑
シーズン途中までは調子が上がらず心配されましたが、最後にはしっかり持ちタイム通りに仕上げてきました。しかも区間順位の内訳を見てみれば、5区6区で大きく後退しただけで平地ではとんでもないタイムで走っています。
山の区間は走力よりも適正が重要なので読みにくい部分がありますが、もし山を安定して走れる選手を育成できれば。
来年には一気に優勝戦線まで上がってくる可能性もあると見ています。
5位(往路3位・復路6位) 東京国際大学 予想順位:8位
敢闘賞:イェゴン・ヴィンセント 3区1位 59:25 史上最強留学生現る
来年度の風向き↓
かねてより期待の高かった東京国際大学。ついにシード圏に届きました。単に勝つだけにあらず、役者が揃い本当に面白いチームになりましたね。
特に伊藤と相澤の併走は、箱根史に残る名シーンといえるでしょう。来年以降のOPにも使われる場面になりそうです。
併走しながら笑っている場面は衝撃的でした。心からライバルとの競い合いを楽しんでいる様子が伝わってきました。
元から相澤をライバル視していたそうですね。苦しい場面ではなく、こんなにも清々しい光景。これこそ駅伝の魅力だと見せつけられました。
伊藤は卒業しますが、ヴィンセントは来年以降も在籍します。ヴィンセントはモグス以来の本物です。ワールドクラスを大学駅伝で見られる幸せ。あと3回、どこまで記録を作るのでしょうか。
もちろん、シードを維持するためには下級生の成長が不可欠でしょう。ヴィンセントに頼らず、活かせるだけのチームを作れるなら、それが新たな伝統となるはずです。
6位(往路5位・復路4位) 明治大学 予想順位:9位
敢闘賞:阿部弘輝4年 7区1位 1:01:40 エースが区間新記録で有終の美
来年度の風向き→
ようやくここ数年の低迷から脱し、シード圏内に戻ってきました。阿部は明治大学が一番苦しい時期からのエースですからね。報われて良かったです。
古豪扱いの明治大学ですが、現勢力としては新興チームと一緒に上がってきたチームです。次の上位常連を目指してほしいですね。