先日、大相撲総選挙が行われました。
結果は以下のようになっています。
第10回大相撲総選挙 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
昨年は悪意のある組織票があってまともに機能しませんでしたが、今年は順当なところに落ち着きました。
貴景勝は相変わらず人気ですね。めちゃくちゃ無愛想なのに。そこが逆にかわいいのでしょうか。
朝乃山は、琴光喜が解雇されて自分はそうならなかった理由を考えて、いつか戻って来てほしいですね。
そして遠藤の人気も健在でした。良い意味で話題が他に流れて伸び伸び相撲を取れるようになったと思っていましたが、まだまだ歓声を集める力士です。
25位逸ノ城に対する「なぜか放っておけない」が分かりすぎて笑ってしまいました。
さて、このランキングは28位までしか掲載されていません。理由は言うまでもなく最下位の力士を分からなくするためですが、かえって悲しくなる気がします。
なので、ここはあえてオブラートをむきむきさせてもらおうかと思います。夏場所幕内にいた力士で表に載っていないのは以下の力士です。
・北勝富士
・碧山
・千代の国
・英乃海
・琴ノ若
・千代翔馬
・琴恵光
・隠岐の海
・大奄美
・千代大龍
・魁聖
・石浦
・千代丸
・天空海
隠岐の海や千代丸あたりはそんな訳ないだろうと思うので、投票ページの下位(番付の下位)に載せられていた力士にはかなり不利にはたらいたようですが、注目度の少ない力士もこの中にいると考えて良いでしょう。
コロナによって声援を送ることができませんが、土俵入り時の拍手だけでも格差があります。遠藤の直後に大翔丸が入場する時なんて酷いものでした。
ファンは力士にストーリーを求めます。郷土で応援されることもあるでしょう。そして相撲が面白ければ当然人気は出ます。人柄や成績も含め飛び抜けたものがあれば、注目は集まります。地味なイメージのあるお相撲さんを思い起こしてみれば、三賞獲得経験はなく、大体6~9勝くらいに納まる力士が多いです。
特徴を持たない力士は、白星でしかアピールできません。かつて不人気力士の代表格だった大栄翔は今回6位にまで大躍進しました。結果を出せば、必ず見ている人がいます。
今は逆張りでも良いですから、ずっと追い掛けてみれば誰も気付かなかったストーリーが見えてきます。こういった力士に注目してみても面白いですね。