1部で話題になった選手、東京国際大学のルカ・ムセンビ。同学年には言わずと知れた最強留学生ヴィンセントがいたためにほとんど出番を得られなかった不遇の留学生でした。
ほとんどヴィンセントの通訳のような扱いをされていましたが、本人の実績は充分なものがあります。
持ちタイム
10000m 28:20
ハーフマラソン 1:02:56
マラソン 2:10:49(北海道マラソンなので実質サブテン級)
駅伝
51回全日本大学駅伝 8区1位
52回全日本大学駅伝 8区2位
54回全日本大学駅伝 8区6位
学生時代の成績はこちらもエース級。他の大学であれば、大エースと扱われていた可能性が高いです。さらには初マラソンで優勝するなど、今後にも相当な期待が持たれます。
そんなムセンビ選手、今回の結果は多くのランナーが苦しむ30キロ前に遅れ始め、厳しいレースになりました。
強豪国の所属なだけに、日本よりもずっと代表への道は険しいでしょうが、いつか報われて欲しいと思える選手の1人です。